#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

Airbnb長者を産むマンハッタン

先日、連絡が取れないと書いたAirbnbのホスト。


その後、無事チェックインできたのはよいが、ホスト(3〜40代女性)は友だちと飲みに行った。わたしはそのまま寝たので行き違いになったが、朝、起きたら、トイレが流れてない。仕方ないなーと水を流すと、何か便器の中に流れないものが。何とiPhoneが落っこちてるではないか!えーっ!いやいや拾い上げ、「トイレにスマホ落ちてました」とメモ書きしておく。わたしが落としたと思われたくないのでね。←ホストはまだ寝ていて起きてくる気配がない。

その後、外出の準備をしてドアを開けると……ドアノブの外に鍵一式が刺さったままですがな‼︎おいおいおい!昨日何時か知らないが、ホストが帰宅してからずーっとドアがこの状態だったということ?

ま、わたしもうっかりものなので個人的にはそういうことはよくあるのだが。それにしても、ホストがこれってのは不安だ。こういうのは、レビューにも書きづらいので(顔合わせると余計に絶賛しか書けなくなるよね)多分書かないけど、リピートする気はなくなった。←場所が便利なのでまた使いたいと思っていた。

マンハッタンの一部のAirbnb大家はサイドビジネスとしてかなりの収益を上げている。NYCのリスティングの75%は、税法やホテル業、賃貸法など、何らかの法律に違反しているというレポートがある。また、ニューヨークではプロのAirbnb大家が活躍しており、上位6%の貸主が、37%の収益ー約168億円ーを上げている。これでは、ホテル業界への影響や税収の面でも問題になるのは当然だ。3つから272のユニットを管理しており、272のユニットを管理している貸主はユニット一晩平均3万5800円で貸しているという。わたしのホストもマンハッタンで複数のリスティングをしているが、もしかしてプロのAirbnb大家かもしれない。Airbnbは2000ものユニットを管理していたユーザーは利用停止にしたそうだが、それにしてもAirbnbが新しいビジネスのプラットフォームになっているのは興味深い。すでに市民の生活に根付いているAirbnbなので規制すべきではないが、安全面での規制や脱税を防ぐ仕組みは必要だろう。

しかし、こんなサイドビジネスが成り立つのはいかにもマンハッタンだと感じる。LAでは、サンタモニカやマリブのビーチハウスなど、相当立地条件がよくないと、見ず知らずの人がお金を払って泊まりたいとは言ってくれないだろう。