#あたシモ

虹の向こう側

「ストハラ」動画への反応を見て考えたこと

今朝、英語圏で話題になってた「ニューヨークを10時間歩いたらキャットコーリング(日本語では「ストハラ」と訳されてたようだ)されまくった件」の動画、さっそく、日本語圏でも話題になってた

私もつい最近ニューヨーク行ってたので他人ごとではないんだが、この動画への反応見てると、「ハーレム歩けば当然そうなるわwwwそーゆ場所避けろ」とか、「やられた方の主観によってのみハラスメントかどうか決まるのは変わるのはおかしい!」とかいろいろあって、この動画の告発しようとした問題提起が、見事にスルーそれてるなと思った。Twitterでも書いたけどブログにも書いておく。

この動画が、可視化しようとしたのは、女性が日常的に一方的に性的対象として評価され、時には暴力的にアプローチされることのウザさと恐怖。これは、全世界共通で全ての女性(に見える人)が体験していること。

エジプトでも↑こんな実験されてるが、黒人やラテン系の多いエリアだから起こるわけでもないし、イスラム圏だから起こるわけでもない。確かに、そういうエリアだとより頻繁におこるっていうのはあると思うけど、ただ、そこで「そういうのが起こりやすいエリアをわざと選択してるから、偏ってる」っていうのは、もともと「中立」な編集などありえないし、この動画を作った人たちは研究者ではなくてアジェンダを持った活動家なので、そこで言ってもなーという気持ちはちょっとした。

何より、「ストハラ」という形でもなくても、上で書いたように、女性が絶え間ない性的対象として評価され、暴力の予感にさらされていることは紛れもない事実なので。日本では、キャットコーリングという形ではないだろうけど、巷に溢れかえるネットや雑誌のエロ広告を見てうんざりするのはそれに関係してると思うし、海でナンパを無視したらレイプされた事件とか、あったよねー?

女が普通に生活してるだけで「セクシーな格好してるから」「魅力的だから」と声かけたり後をつけたり、自分の相手をするのが当然かのように振舞い、無視されると怒ったり、キレたり、暴力振るったり。そういう視線と恐怖に女性は常にさらされてるということを、まずは知ってほしい。

もちろん、全ての男性がそういうことするわけじゃないのは事実だし、そこはきっと皆わかってるよね。でも、そういう男が一部であろうとも、「全ての」女性は、こーゆー恐怖にさらされてるんだよね。そこで、「ボクはそういう男と違うのに!」って自己防衛に走り、フェミニストを攻撃する前に、何が今、問題になっているのか。何がここで訴えられているのか、それを考え耳を傾けてほしい。これがまさに #NotAllMen と #YesAllWomen のすれ違いだと思うわ。

Not All Menについてはこんなまとめもあった。見てみて。

not all men are like that - Togetterまとめ