#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

たまにはブログ論。わたしは世界を変えるためにブログを書いている

photo by miracc

  • 毎月のブログアクセス解析をした後なので、ちょっとブログについて考えてみました。

最近、「ブログは書きたいのだけど何を書けばよいかわからないので読みたいネタを教えてください」的なエントリを読んだのですよー。そのブログは面白いし好きなんです。ただ「あっそーゆースタンスなんだー?」とものすごく新鮮に感じたのでした。わたしも読者に求められてることは知りたくはあるけど、それ以前に書きたいことがないなら書かなくてよいんじゃん?くらい思ってしまった。

ここ数ヶ月ブロガー界隈を見ててつくづく思ったけど、ブログの目的も方法論も本当に人それぞれ。わたしにとっては、稼ぎたいとか、有名になりたいとか褒められたいとかモテたいとかそーゆー欲求は二の次なんですよね。もちろんわたしも人間だからマネタイズもしたいし承認も欲しいし、最近ではそっちも意識してはいるんだけど、やっぱり、自分がブログやってる本当の目的ってそれがメインじゃないんだよね。

収益でも承認でもないなら、何のためにブログを書くのか

長い間ブログのアクセス数とか収益なんてどうでもよかった。というか、正直全くなかった。「何の得にもならないのにはよく書くよね?」って言われたことは一度や二度ではない。では何で書いてたのか?と考えたら、わたしは世界を変えたかったから。

これは過去形の話じゃなくて、今も、わたしは世界を変えるためにブログを書いている。政治家や活動家とは別のやり方で。大きなこの世界丸ごとガラッと変えるとか、世界征服とか、そんなんではなくて。読んでくれている人の、あなたの世界の見え方を、少しでも鮮やかに、少しでも自由に。あなたの心が少しでも解き放たれるように。生きていくために役に立つ道具が一つでも手に入るように。それは巡り巡って、自分自身が生きていくための支えにもなってきた。

抽象的だけど、そんなミッションが心の中にはずっとあった。書きたいことや伝えたいことはいつも頭の中にあふれまくっていた。

海外ドラマの好きなキャラについて語りたい。女の子が好きだってことを隠すでもなく大げさにするでもなく、自然に生きたい。男と結婚しなくても、誰かに頼らなくても、女が自分に正直に、尊重されて生きていける。そんな世界を求めてた。

だから、ずーっと、アクセスも収益もないブログをひたすら書き続けてこれたんだよね。だから、PVとかはぶっちゃけどーでもよい。必要な一人に読んで貰えたらそれでよいんだからね。

ブログは、テレビやラジオみたいなマスメディアじゃないし、本みたいに残るものでもない。でもブログにはブログしか出来ないことがあると思ってるよー!それは自分が色んなブログを読んで、いろいろ考えさせられて、影響を受けたりしたからなんだ。ブログを通じて色んな記事を読み、様々な出会いがあった。尊敬する人と出会い、人を好きになったりもした。そして、そんな体験のなかで少しずつ自分も成長し、世界に対する見方も変わっていった。

書きたいことがないなら、無理にブログを書く必要はない。

でも、小さいことから少しずつきっと世界は変わっていく。あなたも一緒にやってみない?

自分の考えてることや、ふとした体験をシェアしたら?普段飲み込んでいる小さな声を、カタチにしてそっと送り出してみたら?

ブログに書くことがないなんてことは、きっとない。

yuichikawa.hatenablog.com

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