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虹の向こう側

トランス選手が手術なしでも五輪出場可能に?

photo by geckoam

2004年以来、トランスジェンダーの選手はオリンピックに出場できるようになっていますが、新しいガイドラインにより、今後トランスジェンダーの選手は手術をしなくても、本来の性でオリンピックへ出場することができるようになるかもしれません。

去年の11月に実施された国際オリンピック委員会(IOC)による会議で提案された新ガイドラインをOutsportsが独自に入手し、内容を報じました。概要は以下の通りです(参考記事)。

トランス男性

トランス男性は、問題なく、男子種目に出場することができます。トランス男性のアスリートとしては、トライアスロンのクリス・モジャー(Chris Mosier)やハンマー投げのキーリン・ゴドセー(Keelin Godsey)などがいます。

トランス女性

これまで、トランス女性が女子種目に出場できるのは、性別再判定手術(SRS)が必須になっていました。しかし、新ガイドラインでは、SRSをしていない選手も、ホルモン療法を開始してから1年間で出場することが可能になっています。これは、現在全米大学体育協会(NCAA)が使用しているのと同様の基準だそうです。

トランスジェンダーとスポーツ競技

ジェンダーの境界がどんどん曖昧になっている現代においても、スポーツ競技は、ジェンダー別のカテゴリがきっぱりと残っています。そんな世界で、トランスジェンダーの選手たちは、性自認と異なる種目に出場することを選んだり、また、望みの性別で出場しながらも「ドーピングではないか」「不当に有利なのではないか」という目にさらされるなどの困難を経験しています。

この新ガイドラインIOCから正式に発表されたわけではありませんが、事実であれば、トランスのアスリートたちにとっては、オリンピックという大舞台へのチャンスが広がるきっかけとなりそうです。トランスジェンダーとしてオリンピック出場を果たした選手は未だ存在しませんが、トランスジェンダーのメダリストが登場するのも、遠い日のことではないかもしれません。

yuichikawa.hatenablog.com

そういえば、ケイトリン・ジェンナーって、そもそもオリンピック選手として有名だったんですよね!←セレブになってからしか知らない人。