#あたシモ

虹の向こう側

アメリカにいる日本人といってもいろいろである、という話。

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※図の下は「日本帰国」、一番上は「アメリカに骨を埋める」です。

※※この図は思い込みと決めつけによって作られているので、不正確な可能性があります。

photo by US Department of Education

留学生

語学留学生

語学だけでなく、ダンスや資格取得など他の習い事を同時にするヒトも多い。数ヶ月〜1年で帰国する。ものすごい大勢で治安の悪い場所に住んでいたり、ヤバいことをしていたり、人種ブリッジ治験で食べていたり、いろいろと興味深い話が聞けるのこの人たち。

語学を学び、カレッジへ進もうと考えている人もいるが「なんとなくアメリカに住みたい」「ダンスをやりたい」「映画を学びたい」など他の目的を持つ人たちもいるので、もっとも雑多で、いろんな意味で玉石混交。

カレッジ留学生

いわゆる普通の留学生。AA(短大卒)を取って数年で帰国する組もいるが、四大にトランスファーしてBA/BA(学士)を取る人も多い。

四大留学生

ある程度長い期間(数年間)いること前提。親が裕福な組みまたは、自分でお金を貯めてきた社会人経験組の二つに別れる。親が裕福組は、社会人を経ることなく、大学院に行ったり、また別のメジャーで大学に入りなおしたり、30歳過ぎてもずーっと「学び続ける」感じなので、ちょっと浮世離れしているケースが多い。親が社長とか成功している人の子どもも多い。地に足がついている人たちは、日本に帰国して就職したりアメリカで就職する。ビザの関係で泣く泣く帰国する人が多いのもこれ。でも本当にアメリカが好きな人はなんとかして戻ってくる。

大学院留学生・研究者

目的意識を持っていて「どこに住む」かというこだわりが低い人たちなので、得られるポジションによってどの国でもどの街でも行く、という印象。つきあう人たちもアメリカ系と日系でバランスがとれている印象。あ、あくまで印象です。あと、大学に出入りはしていても、学部生などと比べると年齢も高いので、ある程度落ち着いている。といっても年齢の割には若々しい。あ、あくまで印象。家族連れのことも多い。

photo by thinkpanama

社会人系

アンダーテーブル系

本当は働いちゃいけないんだけど、こっそり働く系の仕事。レストラン、キャバクラなどが定番。留学生などがやってる印象。でも本当に勉強を頑張ってる人は、勉強が忙しすぎてアンダーテーブルする余裕がない気もする。

現地採用(日系)

別名在米ワーキングプアというくらい労働環境がよくないことが多い。もちろんよいところもある。海外移住組にとっての現実的な受け入れ口がここ。「アメリカに住みたい!」という気持ちだけで頑張っているので、心が折れると突然帰国したりする。日本人同士で結婚する人も結構多い。

現地採用(米系)

現地で役に立つ学位が手に入れば、日本とまったく関係ない仕事についてガンガン稼ぐことが可能。夢のアメリカン・ライフです!あ、でもレイオフとか盛んなので注意。あとは、日系クライアント担当とかでバイリンガル要員としての採用もあるので狙い目。国際結婚率高め。

起業組

アメリカは起業精神が豊富な人が多く「ビジネスやるぞー!」っていう人が多い気がする。と言っても意外と地味なスモールビジネスで、シリコンバレー的なのは少ない。←LAはね!SFとかはどうか知らない!

日本で成功した後、アメリカに進出してくるタイプも多い。成功するかどうかはその人次第。アーティストや映画作りを目指す人も、厳密には「起業」ではないんだけど、とりあえず「一旗上げてやる!」系の自由人ということで、ライフスタイルが似てる気がするのでここに入れておく。

駐在員組

数年したら日本に帰る前提の派遣組。よくも悪くも現地に溶け込まないことで知られるが、日本語サービスの利用率が高く、また、可処分所得も高いので、現地で日本語サービスを提供する日本人にとっては「よいお客さん」。また美味しい寿司屋や和風居酒屋などを接待などで食べ支えるのもこの層。夫の会社の知名度やエラさに応じて妻の立場も微妙に変わるという「駐妻コミュニティ」が存在する。

国際結婚組

国際結婚組は、本来、「国際結婚でありながら留学生」とか、「国際結婚でありながら現地採用」とか、いろいろあるので、「国際結婚」だけでどうこう言うことは難しい。しかし、やはり現地で結婚していると、それなりに特徴が出てくる。しかし、その特徴や暮らしぶりも、「夫の文化」や「夫の階層」によって左右されるのと、もっとも特徴つけづらい。

悠々自適の専業主婦もいるんだろうが、多くの人は働いている印象もある。軍人と結婚している人たちは、国際結婚のなかでも、移動が激しかったり、軍ならではのイベントなどがあったりで、独特のいわゆる「ミリ妻コミュニティ」を形成している。

photo by Moyan_Brenn

クラスタをつなぐ仕事と色恋沙汰

こんな風にかなりクラスタというか、トライブがハッキリと別れるのが在米邦人だが、その間で交流がないかというと、そうでもない。交流しない人もいるけど、やはり、「日本」というつながりでいろいろあるようだ。

駐在員と留学生が、キャバクラで知り合ってよい仲になったり、現地採用組の仕事の主な顧客が留学生や駐在員だったり。国際結婚組が、アメリカ人の配偶者のかげで駐在員の奥さんと……とか。まぁいろいろある。

よく、ゲイコミュニティ配偶者狭いというが、在米邦人のコミュニティもなかなか狭いので、たまに修羅場になるとかならないとか。

他の街や他の国の在外邦人はどんな感じでクラスタ形成してるんだろう?気になる!