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虹の向こう側

よくも悪くも子ども向け!ディズニー映画『ピートと秘密の友達(原題:Pete's Dragon)』感想

ディズニー映画『ピートと秘密の友達(原題:Pete’s Dragon)』を観た感想です。

この映画は知りませんでしたが、1977年のディズニー映画のリメイクです。日本では公開されなかったので、「幻のディズニーライト」とか言われてるそうです。オリジナルの『ピートとドラゴン』はドラゴンのところだけはアニメで、実写とアニメの混じったものでしたが、今回のリメイク版『ピートと秘密の友達』は、全実写でCGを使った作品となっています。

あらすじ

1977年。5歳の少年ピートは、両親と共にアドベンチャー旅行に出かける最中に、自動車事故にあってしまう。両親を失い、森のなかに迷い込んだピートを狼から救ったのは、緑色の毛皮に覆われ、黄色い目と羽を持つ巨大なドラゴンだった。ピートは、お気に入りの絵本の主人公に出てきた犬の名前エリオットからドラゴンを名づけ、二人は共に森の中で暮らすようになる。

一方街では、ドラゴンを見かけたことがある人はほぼ存在しなかった。ドラゴンを見たことがあると言い張るミスターミーチャムは、いつもドラゴンの話をして子どもたちを脅しているが、実際には誰もドラゴンは見たことがない。ミスターミーチャムの娘で、森のレンジャーとして長年働き、森を知り尽くしているグレースさえも見たことがないのだ。

6年後、11歳になったピートは、材木業者が森で木を切り倒しているのを目撃する。現場監督のジャックとグレースの娘であるナタリーは、森のなかから覗いているピートを見かけ、後を追うが、木から落ちてしまう。ジャックとグレースは、ボロボロの格好をしているピートを保護し、親元へ返そうとする。

ピートは、病院を抜け出し、森へ戻ろうとするが、連れ戻されてしまう。エリオットもピートを探しに街へと出るが、そこでジャックとグレース、そして同い年くらいのナタリーに囲まれて楽しそうにしているピートの姿を見て、寂しそうに森へと帰っていく。

一方、ピートの両親が亡くなっていることをしったグレースとジャック。子どもは森の中で一人で生き延びられるはずはないが、ピートは「エリオットという友達がいる」と言い張る。一体、エリオットとは誰なのか?ピートが描いた絵が、父親がかつて描いた「緑色のドラゴン」そのものなので、グレースは父親に会いに行くことに。ピートの描いた絵を見て、父親も一緒に森に行くことにする。

翌日、ピートとグレース、ナタリー、そして父親はドラゴンのエリオットとようやく出会うがその瞬間、ジャックの兄弟であるギャビンがエリオットに対して発砲する。ギャビンの仲間たちが次々と表れ、一度は空に逃げようとしたエリオットだったが、生け捕りにされてしまうのだった。

エリオットを見世物にして金儲けを企むギャビンと、エリオットを逃がそうとするピート。彼らの企てはうまくいくのか?そして、二人の運命は?

感想

うーん。よい映画だとは思うのですが、わたしにとっては「子供向け」すぎました。すみません。ものすごく後味がよい感じには仕上がっていますが……。

ドラゴンがリアルじゃない

もともとファンタジーなのだから、リアルさを求めることが間違っているのかもしれませんが、エリオットのキャラが、リアルじゃないです!

『ヒックとドラゴン』のドラゴンがネコ科だとしたら、『ピートとドラゴン』のドラゴンは完全にイヌ科w

可愛いと言えば可愛んですが……大体あんな体が重かったら飛べないでしょう……。

もっと早く魔法を見せてよ

リアルじゃないとか文句を言っておいてなんなんですが、クライマックスでエリオットが火を吹くところは「きた~!」ってなりました。

でもさ、ここだけなんですよ。エリオットがドラゴンらしいのは。それ以外は、まるで巨大なワンコみたいな感じです。や、可愛いんですけどね。

あと体を透明にするところとかも、もっとフィーチャーしてよぉ〜って感じです。もっとドラゴンのドラゴンたる魅力を堪能したかったです。

ストーリーも子供向け

またストーリーもものすごく雑です。

なんていうかキレイにまとめてるのはいいんですけど、深みが足りない。

冒頭で、自然破壊につなげるのかな?と思った伏線も繋がらず。

深く考えなければ楽しいんですけど、深く考え出すと物足りないです。最近のディズニーアニメは、結構「大人向け」裏テーマがあるものが多い印象でしたが、実写となると、ここまで徹底して子ども向けになるのか……。

キャストはよい感じ

というわけで映画としてはまあまあだったんですが、個人的にはジュラシック・ワールドのブライス・ダラス・ハワードや、カール・アーバンなど顔が好きな人が出ていたので見ていて楽しかったです。ロバート・レッドフォードも脇役だけど、よい味出しています。

何より、注目なのは、ナタリーを演じたウーナ・ローレンスちゃん。子役なのですが、しっかりとした演技で個性が光っていました。『サウスポー』やミュージカル『マチルダ』などにも出演してたんですね。彼女はどんな風に成長していくのか……今後が楽しみです〜!

評価

  • 子ども向け度 ★★★★★
  • 後味よい度 ★★★★★
  • 深み度 ★★

日本公開予定

ディズニー作ファンタジー・アドベンチャー映画、『ピートとドラゴン』は、12月23日(金)の公開です。

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