#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

女性ビートボクサー「バタースコッチ」のパフォーマンスに恋したよ(*´艸`*)

f:id:calibaby:20170411153957j:plain

皆さん、ビートボックスってご存知ですか?口だけで「ぶんぶんチクチク」とかいろいろな音を出して、ビートを作っちゃうやつですね。なかには「普通に何かドラムンベース流してるのかと思ったらビートボクシングでびっくり」みたいな強者もいます。で、女性のビートボクサーで初めて世界チャンピョンになった「バタースコッチ」という人がいるのですが、彼女のステージを観て、完全に恋に落ちました!

2005年に、ビートボクシングの世界チャンピョンとなり、2007年からは『アメリカズ・ゴット・タレント』にも出演して勝ち抜く実力派。何より、彼女めちゃくちゃキュートなんですっ!ステージでも愛にあふれていて、フレンドリーで、素敵!

ビートボクシングだけじゃなくて、歌も歌えるし、なんというかホント才能のあるミュージシャンなんです。ビートボックスってそもそもヒップホップって感じで、最近では、EDMっぽいテクニックも出てきてる気がしますけど、バターは、ジャズのスタンダードとかネオソウルっぽいのをギター、ピアノに、ビートボックスやルーピングを駆使してかっこよくやるんですよね。そういうのとダンス音楽が融合したのが好きな人にはたまらない。

さらにぐっと来たのは、彼女の放つ「人と違ってもよい。自分を受け入れよう」というメッセージです。

バタースコッチは、10年前、21歳でテレビに出演し始めた時は、かなりフェミニンだったんです。

この時の髪の長いバタースコッチも素敵なんだけど、今はめちゃくちゃかっこよい感じにイメチェンしてますっ!そんな彼女のジェンダー表現の変化は、クィアファミリーとして、観ててめちゃくちゃドキドキするし応援したくなります。

ストレートなメッセージソングも発表しているバタースコッチ。クラウドファンディングサイトKickstarterで実現したビデオ『アクセプトフーアイアム(自分を受け入れる)』は、「小さい頃から悩み、自殺を考えたこともあった」というバタースコッチが、ステージ上で歌い上げるメッセージはすごくキラキラしていて、LGBTの若者に勇気を与えてくれるものです。撮影は、ジョシュア・ツリー国立公園だとか。独特なジョシュア・ツリーの形と丸い岩が印象的ですね。今年(2017年)はパーム・スプリングスで行われるレズビアンたちのフェスティバル「The Dinah」でもパフォームしていました。

ON MY WAY!!! Who's coming to @thedinahshore ?!? I'll be performing Sunday at 10pm Club Skirts!

A post shared by Bᴜᴛᴛᴇʀsᴄᴏᴛᴄʜ (@butterscotchmusic) on

彼女さんっぽいです。

TEDxイベントでもパフォームしています。

モーリス・ホワイトの追悼ビデオ。アース・ウィンド・アンド・ファイアーの名曲をしっとり風味にカバーしてます!わたしはしっとりバラード系よりノリノリなのが好きなんだけど、これは途中でラップが入ったりして、めちゃくちゃかっこいい〜!

バタースコッチによる、初心者向けのビートボックス動画はこちら。

ビートボクサーって男性が多いし、女性で興味を持ってる人は、クィア率が高い気がしてます。 やっぱり「女の子は口で音をたてるなんてはしたない!」という社会からの刷り込みの影響なんですかね……。でもさ、そんなの関係ない。楽器を使わずに、マイク一つでいろんな音を奏でられるビートボクシング、誰がやったって、面白いしかっこいいよ。

わたしもやりたくなって、「ぶっ!ツ・カ・ツ・ぶっ!」とかずっと練習してます。←感化されやすい。

バタースコッチ公式サイト(英語)

Butterscotch | Singer, Beatboxer, Musician

インスタとか観てて思ったんだけど、実は彼女、顔の作りとか表情がすごい昔の彼女に似てるのよねw 別にだから好きというわけではありませんw