#あたシモ

虹の向こう側

テネシー州の大学、ゲイやシングルマザーを差別するお墨つきをゲット!ってそれでいいのかアメリカよ。

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テネシー州にあるカーソン-ニューマン大学(Carson-Newman University)が正式にタイトルナインからの免除を獲得。法的にゲイの生徒の入学を禁じることが認められました。

タイトルナインは、そもそも、大学スポーツにおける男女平等のために作られた法律ですが、最近この規制からの免除を申請する大学が増えています。詳細はこちら↓

yuichikawa.hatenablog.com

上の記事を書いた時はまだ「申請中」だったカーソン-ニューマン大学は、南部バプテスト系の私立大学。学長のランダル・オブライエンはインタビューで以下の様に述べています。

キリスト教系大学として、これが私たちなのです。これらは私たちの宗教的原則です。この変わりゆく世界のなかで私たちは、自分たちが何者であるのか、そして、どうありたいのかを改めて確認したいのです」

“This is who we are as a Christian University. These are our religious principles. And in a changing world, we would like to reaffirm that this is who we are and who we intend to be.”

ホモフォビアと結びつく女性差別

今回、カーソン-ニューマン大学が差別することができるようになったのは、LGBTだけではありません。シングルマザー、中絶経験のある女性、婚外性交渉によって妊娠した女性など、彼らの教義に反するとされた人々は入学、雇用などの場面において堂々と差別される可能性があります。ゲイだけじゃなくて、女性にとってもとんでもない差別ですよね、これ。

信教の自由と差別行為の禁止は両立できる

これで、全米で30の大学においてタイトルナインから免除され、差別が法的に認められてしまっている状態ですが、アメリカ連邦政府は、これを放置しておいていいんでしょうか?

信教の自由はとても重要ですが、宗教団体が、学校・病院その他をある程度公的な役割を担うに至った時は、その施設の公共性と社会的影響にかんがみて、差別的な行動は禁じていくべきだと思います。

それにね、キリスト教でも、すべての宗派がこんなに偏狭なわけではありません。LGBT差別っていうのは「キリスト教」の本質ではないはずと思うのです。