#あたシモ

虹の向こう側

卵子・精子ドナーつながりで家族が見つけられるサービス

あなたと彼女が精子ドナーを使って子供を産むとしよう。今、ロサンゼルスの都市部の幼稚園では、両親が同性だっていう子供は珍しくない。だからそのことだけで、目立ったりイジメられることは多分ない。それだけじゃない。その子が将来「自分の父親は一体誰なんだろう」とか「こんな運命に生まれたのは自分だけなんだろうか」とか悩むかも……という心配は、もうなくなるのかもしれない。

Teenager finds sperm donor dad on internet

この前、友達のLカップルの子供Lちゃんの誕生日だったので、祝いに行ってきました。等身大くらいの大きなスヌーピーのぬいぐるみと、何かFちゃんがAmazonで買ってたプレゼントを持って〜。

ここ数年で、もうすっかりうちらのパーティは「子供だらけ」になりまして、今回も見たことない子供や新しいカップルが沢山いたのですが、そんななかでひときわ目立っていたのが、クリクリした髪の毛と瞳でおしゃべりなCちゃん!ちょうど可愛い盛りの2歳で、何がなんだかわかっていないっぽい1歳児Lちゃんの横で注目を集めています。

そんなCちゃんの横にいたカップルとは初対面だったので、自己紹介をして「Cちゃん可愛いね!」「Lちゃんママカップルとはどうやって知り合ったの?」と話していると、なんと、LちゃんとCちゃんは同じ精子ドナーから生まれてきた姉妹だということがわかりました。

ドナー兄弟姉妹が探せるサービスでお互いを見つけたそうです。へえ〜!そんなのあるんだ。

Donor Sibling Registry |

↑こういうの。

精子ドナーには二種類あって、「自分の身元を将来生物学的な子供に明かしてもいいよ」というタイプの顕名ドナーと、「自分の身元は隠したい」という匿名ドナーがあります。でも、なんか子供というのは大きくなると、自分のルーツを探したり、生物学的な親を探したり、会ってみたくなったりしてしまうようなんです。

ここらへんの問題は、養子ではよく言われる話ですし、クィアファミリーでもよくある話です。

キッズ・オールライト』でもありましたよねー。レズビアンの両親(アネット・ベニング とジュリアン・ムーア)に育てられた子供たちが(自分たちのパパは誰なんだろう)って精子ドナーを探し当て、そのあげくXXXXXXしてしまうという……ご、ごめんなさい。これ、わたしは無理すぎて書けません。気になるかたはこちらでみてください

まあ、そういうのを防ぐために、子供が一定の年齢になったら身元を明かすことをOKしているドナーを選ぶレズビアンカップルがわたしの周りには多いです(面倒だからといって匿名ドナーを選ぶ人もいますが、「もしかしたら子供本人のためには顕名の方がよいのかもね」と言ってました。でも遅いよ‥と。ちなみに顕名ドナーの方がちょっとお値段が高い)

んで、そういう顕名ドナーを選んでいる人は、同じようなドナーから生まれている子供を探したりもしたいわけですが、それができるのが上記のレジストリサービスです。

同じ年くらいの子供がいて「同じ精子ドナー」を使ったカップルと知り合いになれるので、子供同士を遊ばせるプレイデートをしたりとか、そういう感じで交流を深めていくそうです。周りに、自分と同じようにレズビアンカップルに育てられている子供が沢山いるのっていいことだと思うし、ましてや自分と同じドナーから生まれた兄弟姉妹がいるっていうことは、子供本人にとってはかなり心強いことなんだろうなーと思いました。

まあ、でもなんだろ。

びっくりだよね!

こういう話って賛否両論だろうし、わたしは無理〜とかいろいろあるだろうけど、わたし自身はとにかくすごいな!って思った。

もうさ、誰が何と言おうが、データは集められてプロファイリングされてるし、作業員はロボットに置き換えられるし、単純作業は自動化されるし、運転も自動化されるし、街は監視カメラで一杯になる、誰が何と言っても、世界は少しずつ『ブラックミラー』みたくなっていくし、同性カップルは人工授精で生殖を続けるし、子供たちは、DNAでつながれた家族を世界中に見つけ続けるんだろうな。わたしたちはもうそんな世界に生きている。

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