#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

友達の意外な素顔に泣きそうになった

バイセクシュアルである友達の運営しているNPOのイベントにいった。彼女は普段は学校の先生をしているのだが、サイドで、恵まれない子供達に音楽教育を提供するノンプロフィットを運営している。そのコンサートだった。

 


彼女と知り合って5年くらいになり、毎年彼女の団体に寄付をしていたが、一度も彼女の団体のコンサートや彼女が指揮するところは見たことがなかったので、楽しみにしていた。

 


彼女は、普段全く化粧っ気はないし、髪は長いけど、常にジーンズにTシャツ!って感じで、ものすごく典型的なレズビアンルックだ。←一応バイセクシュアルなんだけど。

 


でも、その日の彼女はなんか違った。メイクしちゃって、スカート履いて。ま、晴れ舞台だからね。おめかししているのだ。

 


子供や、親にミスXXと呼ばれ、壇上で挨拶してる彼女を見たら、なんかこみ上げるものがあった。

 


友達って不思議だよね。立場とか超えて仲良くなれるけど、実はお互いの仕事での顔とか、真面目な顔を何も知らない。  

 


友達も、わたしの真面目な顔は知らない。

 


特に、日本語を読めない友達は、ここに書いているようなことを、わたしが考えていることすら、想像もしていないだろう。

 


あ、仲良い子は、そうでもないかな。

 


割と真面目な話、よくしてるからな。

 


パーティーで笑ってる顔だけじゃない。真面目な顔も、怒ってる顔も、泣いてる顔も、知りたいよね。友達ならさ。