#あたシモ

虹の向こう側

アカデミー賞受賞!ロシアのドーピング疑惑に切り込んだドキュメンタリー『イカロス(Icarus)』を観ました。

このドキュメンタリーは自転車界の“堕ちたヒーロー”ランス・アームストロングの話から始まります。ツール・ド・フランスを7連覇もした彼ですが、チームメイトなどの告発により、最後はドーピングを認めたアームストロング。でもそんなアームストロングは一度もドーピング検査に引っかからなかったのです。

もしかしたら、現行のドーピング検査制度は欠陥だらけなのでは…?そんな疑惑を抱いたブライアン・フォーゲル監督は、自らが身体をはって「ドーピング」を行い、でも、ドーピング検査には引っかからないようにしながら、アマチュア自転車の最高峰レース「HAUTE ROUTE」(オートルート)」に挑戦するという企画として『イカロス』の制作を始めました。

丁度、『弱虫ペダル』読んでたこともあり、「お!自転車レースの話?身体を貼ってドーピング?この人面白いなw」と思って観始めたら、途中から一気にサスペンスな雰囲気に。ロシアの国ぐるみのドーピングの事態を暴く!というような社会派モードになります。

弱虫ペダル 55 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 55 (少年チャンピオン・コミックス)

ロシアのドーピングスキャンダルについては、こちら〜。

ロシア、国ぐるみでドーピングか | NEWS WATCHER | 朝日中高生新聞 | 朝日学生新聞社 ジュニア朝日

冬季五輪からのロシアの締め出しで、「ドーピング問題」は一掃できるのか|WIRED.jp

ロシアの反ドーピング機関のディレクターとして国家ぐるみのドーピングについて情報を握っていたRodchenkovは「ロシア版スノーデン」とでも言うべき立場に置かれたのです。「このままロシアにいたらプーチンに殺される」と感じて、フォーゲル監督の助けを借りて、アメリカに身を隠します。

Russian Insider Says State-Run Doping Fueled Olympic Gold - The New York Times

そもそもは「告発のため」ではなく、ドーピングの協力者として関係が始まったというのが面白いよね!ドキュメンタリーの最中にどんどんノリが変わってくるのがものすごく面白かった〜!もっとも、ロシアのドーピング疑惑についてはドイツのドキュメンタリー番組でロシアの一部の陸上選手とその夫の反ドーピング機関職員による告発が始まったのが、国際的な調査のきっかけであり、Rodchenkovはそのうち告発の影響が自分にも伸びてくると感じて、『イカロス』に協力を決めた……というような読みもあるようです。ふむふむ。

それにしても、ロシア、恐ろしすぎます。後半に、ジョージ・オーウェル『1984』の引用が出てくるのですが、「まさに」という感じですね。

www.atashimo.com