#あたシモ

虹の向こう側

【ディワリって何?】アメリカのインド系向け新聞を読んでみた!【異文化】

今日は、インド料理屋行きました!すると、そこにインド人向けのコミュニティ新聞『INDIA WEST』があったので、ちょっと見てみました。INDIA WESTは1975年に創設されたインド系コミュニティのための新聞で、毎週10万部以上発行されているそうです。

Diwaliって何?

Happy Diwaliというのがいろんなところに出てくるので調べたところ、ディワリは、インドのヒンドゥー教のお祝いで、時期は、ヒンドゥー暦(太陰暦)のカールッティカ(Kārttika)月の新月の夜に祝われるそうです。

祭りは、インド古来の叙事詩「ラーマヤナ」に由来しています。

ヒンドゥ教の神様、「ラーマ王子」が、継母のたくらみによる父のいいつけで、妻「シータ」と弟と一緒にジャングルに追放されてしまいます。 彼らはジャグルで暮らすことになるのですが、妻のシータがとても美しかったので、 魔王「ラーバナ」に誘拐されてしまいます。ラーマ王子は弟、猿の神様「ハヌマーン」と一緒に、ラーバナと戦い、妻シータを取り戻します。 そして、14年ぶりに無事にアヨッデヤ(西インドの地名)に帰国しました。このラーマ王子の帰国を祝うお祭りがディワリです。

引用:インドのお祭り

Diwali

別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、ギーを使ったキャンドルが灯されたり、花火が打ち上げられたりするそうです。また家の明かりは一日中つけっぱなしにしておくのだとか!面白い!だいたいいつも10-11月くらいで今年は11月8日だったそうです。お店ではセールが行われるみたい。日本でいうと「お正月」と雰囲気が似ているようですね。

ロサンゼルス近郊で「リトルインディア」のあるアルテシア市では、Diwaiフェスティバルを開催していたようです。TOYOTAが協賛してますね。今度行ってみたいな!

面白い広告

大手ビジネスがインド人向けの広告を出しています。

また、インドっぽい!と思ったのはレストラン向けに「タンドール」オーブンの宣伝がいくつか載っていたこと。タンドーリチキンとかを作れるアレですね!アメリカの食品衛生基準に適合した機種はコレだけなんだとか。

インド系スーパーの広告もたくさん入ってました。

お寺の広告も大きいのが複数入ってます!ガネーシャのデザインが……とってもインド。

サリーや、レヘンガ、サルワーなどが揃った民族衣装のお店もあります。Diwaliセール中。

アメリカでは中間選挙の期間だったので、投票を呼びかける広告も載っていました。

また、インド向け航空券を売る旅行会社、インドへの送金を手がける金融サービス、保険の広告なも目立ちました。

記事は?

記事は、インド系アメリカ人のニュースが中心です。インド系の女の子が賞をとったよ!とか、インド系の弁護士が政府の何かに就任したよー!とか、ヨセミテで転落死したインド系カップルはセルフィーを撮っていた?とか。

デヴ・パテルが監督に挑戦するよー!とか。ミンディ・カリングとか。

Attorney General Kamala Harris, San Francisco Pride 2013

また、上院議員のカマラ・ハリスも「インド系アメリカ人の議員」として紹介されていました。とにかくすべて「インド系」に結びつけて報道してる感じですね。

モディ首相の来日と、通貨交換再開のニュースも取り上げられていました。

求人募集:モーテル関係が多い

求人はほとんどがモーテルの管理人!また、ハウスキーピングの仕事も多く、ほとんどが「カップル」での求人です。インド料理のシェフとかももちろんあるのですが数は多くなく(←日系新聞だと、寿司シェフやウェイトレスの求人がかなり多い)、インド系と言ってすぐ思い浮かぶIT系の求人はありませんでした。ま、IT系は新聞広告で求人しないんだと思いますが……。自分のなかにインド系=ITという思い込みがあったことにも気付かされました。

結婚相手募集:カースト不問

興味深かったのは、「結婚相手」募集の広告。花嫁、花婿共に募集が出ているのですが、全て親による投稿。いわゆる「お見合い」というか親が選んだ相手と結婚するarranged marrigeがまだまだ一般的なんだなと感じました。

そして、この子供たちがが皆ハイプロフィール!MBA持ってます!とか、ハンサムです!とかアメリカ生まれ育ちです!とか。精神科医です!外科医です!兄弟全員医者です!IT系の安定した仕事です!色白です!とかグリーンカード持ってます!とかタバコ吸いません!とか痩せてます!家族第一です!ベジタリアンです!とか短い中にこれでもか!というくらいアピールてんこ盛り。そして、相手に求めるものも、身長180cm以上!とか、修士または博士必須!とか。医者限定で募集!とか。インドで育てられた人募集!とか。いやあ、清々しいくらいに高望み…じゃなかった…釣り合いの取れる相手を探している模様です。

こちらはパキスタンですが、親が結婚相手を探そうとするコメディ『ビッグ・シック』を思い出しました!←レビュー書けてないのだけど超名作です!観るべし!

またインドだな〜!と思ったのは「Caste no bar」という文言がちらほらあったこと。←「カースト不問」という意味です。

新聞広告から読み取るインドの結婚事情 インド/デリー特派員ブログ | 地球の歩き方

わざわざ書いている人がいる(書いていない人もいる)っていうことは、やっぱりまだ今もまだまだ社会には差別は残っているんだろうな〜と想像しました。

アメリカのインド人

インド系アメリカ人は、全米で約440万人と、アジア系アメリカ人の中で、中華系(約500万人)、フィリピン系(約400万人)に続く3番目の人口を占めています(ちなみに日系は約140万人)。ただこの人口にも諸説あり、INDIA WESTの発表によると、実際にはインド系アメリカ人は3億人に迫る勢いだといいます。(参考:アメリカ国勢調査)。

インド系コミュニティ新聞がきっかけで、インドの文化について少し学べた気がします。 今度は他のエスニシティや、日本人向けの新聞もアップしてみますね!