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アメリカで働くレズの徒然

『ハンガー・ゲーム』公開目前!ジェニファー・ローレンスはLGBTの味方

今、好感度が最も高い女優であろうジェニファー・ローレンス。『ハンガー・ゲーム』の完結編の公開を今週に控えていますが、彼女は、LGBTの権利を積極的に擁護していることでも知られています。

 ケンタッキー出身だったジェニファー

雑誌『VOGUE』がジェニファーにインタビューしたのは、ちょうど同性カップルへの結婚証明書の発行を独断で拒否しつづけ、裁判ざたになったケンタッキー州の公務員キム・デービスが、刑務所から出所した日でした。

「あの女性のおかげで、同じケンタッキー州で生まれたことを恥ずかしくおもうわ」と発言したジェニファー。「キム・デービスのこと?」と聞かれると「この家では彼女の名前は口にしないで!」と嫌悪感を露わにしました。

ジェニファー・ローレンスは、キム・デービスと同じくケンタッキー出身で、子供の頃は共和党として育てられたましたが、現在は異なった考えを持っているそうです。

「女性の基本的な人権を支持しない政党を支持するなんて、単に想像できない。今は2015年で、同性愛者だって結婚できる時代で、私たちは、ものすごく多くのことを成し遂げてきたと思っている。わーい!でも本当にそうなの?私はこういうことについて、沈黙していたくはないんです」

アメリカで危機に晒されている「女性の基本的な人権」

ジェニファーが言う「女性の基本的な人権」とは、妊娠中絶の権利のことです。連邦レベルで同性婚が認められ、全州で同性婚が可能になったアメリカですが、現在でも、女性の妊娠中絶を違法にしようという動きがあり、これは「女性の体をめぐる戦争」と言われる大きな政治論争を引き起こしているのです。

ただ若くて可愛いだけでなく、自分に関係ある社会問題についてしっかり考えて発言するジェニファー・ローレンス。彼女、やっぱり素敵です。『ハンガー・ゲーム』早く観たいです!