#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

最近めちゃくちゃ幸せです / 手品師の心得

今年の1月から数ヶ月間、かなり調子が悪かったのだが、7月あたりから大分元気になってきた。その様子はブログからでも伝わるかもしれない。

わたしの場合、幸せを感じるかどうかに、彼女との関係はあまり関係ない。もちろん彼女とうまくいかないと不幸せだけど、それだけに幸せが依存しているわけではなくて、「自分のやりたいことができている時」「自分が『こうありたい』という自分像でいられる時」にものすごい幸福感を感じる。あと、天気とかも結構関係あるかも。太陽が頑張ってるとものすごく幸せを感じる。あと体調ね!ずっと体調が悪くて、予定をキャンセルしたり、行っても100%楽しめなかったりで悔しい思いをしてきたけど、体調が戻ったのでホント嬉しい。プラセボ効果でもいいやと思って、最近サプリを飲んでるんだけど、それもあるのかな?

さて!今日は手品ショップに行ってきた。

わたしは子どもの頃から手品がめちゃくちゃ好きで、ディズニーランドに行っても、ラスベガスに行っても、マジックショップに必ず立ち寄り、手品のトリックをかなり買ってきた。といっても、決してうまくはない。

手品好きには、手品のタネを知りたいというタイプと、手品で驚かされたり、手品で人を楽しませたりすることが好きなタイプのに二種類いる気がする。わたしは後者で、「タネを知りたい・見破りたい」という好奇心は、むしろ、ゲスなものだと思っている。面白い手品を見た後、タネを考えたりはするけど、そういうのがYouTubeで広く公開されていたりすると、ものすごーくがっかりする。夢が壊された感というか。

「タネを見破ってやろう」ではなくて、「騙せるもんなら騙してみろ」って感じの方が手品は楽しめるし、本当は「タネを知りたい」というのは、自分がマジシャン側になる覚悟のある人でなければ、持ってはいけない願望なのでは?と思ったりする。大体、手品のタネって大したことなくて、知ると「あ、こんなもんか」ってがっかりするしね!大したことのないタネを、練習して練習して、口調や目線で「芸」の域に持っていくのが手品師の本領。うまい人のパントマイムと、初心者のマイムの差みたいなもん。タネだけ知ってても、手品はできないんです。

もちろん、芸のあるタネ明かしは好きだよ。プロのマジシャンとかもよくある、初めにちょっとしたトリックの種明かしをして、それから本気のトリックをするというものね。でもタネ、タネって、タネにばっかり注目したら手品はつまんないと思う。