#あたシモ

虹の向こう側

『アメリカン・クライム・ストーリー/O.J. シンプソン事件』観てます!

O.J.シンプソンはなぜ無罪になったか―誤解されるアメリカ陪審制度

『GLEE』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』のクリエーター、ライアン・マーフィがOJシンプソン事件を描いたこの作品。犯罪ミステリー好きな自分としては、観るしかないでしょう!……といいながら、観始めるのが一年も遅れてしまいました。わたしは、こういうところ、やっぱり「オタク」を名乗る資格がないと思いますw

あと、今まで観る機会がなかったもう一つの理由は、Fちゃんが観たがらなかったためです。アメリカ人の彼女はこの裁判をずーっとテレビでやっていたのを覚えていて、リアルタイムで騒がれすぎていたので興味がないそうです。

「というかやったに決まってるのに、無罪になったのが許せない」だそうで……(アマンダ・ノックス事件についても同じことを言っていました)。

実際にOJシンプソン事件についてざっと調べてみると、この事件は驚くくらい状況証拠真っ黒。さらに、民事事件ではOJシンプソンが敗訴し、被害者の遺族に多額の賠償がなされているんですね。しかし、そんななかでも「合理的な疑い」を巡って争いになり「無実と無罪」の間について、そして多くの人に「正義」について考えさせられるきっかけとなったこのOJシンプソン裁判。わたしは個人的には興味深々なのでこのショーの全てが面白いです。あと当時アメリカの報道に触れてないので「うんざり」してないというのもあります。

実際にショーを観てみると、OJシンプソンの話だけではなく、彼の親友であり、後に弁護団に入ったロバート・カーダシアンと、その家族に焦点が当てられているのも面白いと思いました。今となっては、OJシンプソンよりカーダシアン一家の方が有名人ですからね!検察のエースだったマーシャ・クラークを、サラ・ポールソンが演じているのも、個人的には、注目ポイントです。

今のところまだ数エピソードしか見ていませんが、OJシンプソンの「状況証拠真っ黒っぷり」に加え、血痕などの物的証拠もあったのだろうに、なぜ刑事無罪になってしまったのか?その二年前におこったロドニー・キング事件とLA暴動などの余韻が残るなか、人種差別を利用し、そこを争点に絞った弁護団は、モラル的にどうなの?とは思いますが「この人たち、うまいよなぁ…」の一言です。

しかし、フィクションであれば、アナリース・キーティングやオリビア・ポープのような「勝つためになんでもやる弁護士」の存在にはワクワクして、彼らを応援すらしてしまいますが、リアルでも、このような経済力を背景に、裕福なセレブリティたちが最高の弁護団を雇って「殺人を無罪にすることができる(Get away with murder)」一方で、恵まれない層は、外見でプロファイリングされて警察に狙いうちされ、弁護士を雇うこともできないまま、微罪で刑務所に入れられ続けている……。こんな司法制度は社会の不公平さを如実にあらわしていると思うし、なんとかならないのかなと思うばかりです。

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