レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・そしてトランスの若者へのイジメをなくそうという運動がこの「Spirit Day」だ。2010年から始まり、多くの学校や団体、企業で、虹色の中で「精神」を意味する紫色を身にまとうことによって、支持を表明している。Facebookやツイッターのプロフィール画像を紫色に変える人もいる。また、自分の地区の学校区や出身校にこの日のことを教え、何か対策をするように働きかけることもできるだろう。
10人のうち8人のセクシャルマイノリティはイジメを経験しているという*1。イジメは、結構な問題で、多くの若者がそれによって命を失っている。大人になってそれなりに自由を手に入れると、子供の頃からかわれて辛かったり、学校に行きたくなかった気持ちを忘れてしまいがちだが、今この瞬間も苦しんでいる子どもたちがいることを忘れたくない。わたしも10/16は紫を身につける予定。もちろんそれ自体は小さな一歩にすぎないけど。もしも道端ですれ違った誰かが、「あ、あの人は紫を着ている」って元気になれたらいいな。