#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

ウエストハリウッドでブランチを

ウエストハリウッドの人気店、アビー。全米一イケてるゲイバーに選ばれた店

 
この店はいつも夜相当混んでて、ゆっくり食事を楽しむのはほぼ無理と言ってよい。
 
「夜混みすぎなのなら、昼間行けばいいじゃない」とゆー天啓を受けまして、行ってきましたよ〜‼︎
 
わたしがウエストハリウッドが好きだったのは、ここが、ゲイの街、夜の街「だけ」じゃないとこだった。
 
ハイセンスなセレクトショップや、インテリアショップが立ち並び、セレブリティも出入りする。そーゆー「昼間行っても楽しい」クールな雰囲気が、新宿二丁目出身のわたしには新鮮だった。 
 
(二丁目に昼間行ったことある人ならわかると思うが、あそこは昼間行くと、びっくりするくらい雰囲気が違う。夜はあんなにキラキラ輝いて見えたのに、昼間の街は色褪せてみすぼらしく、ゴミやカラスなどがやたらと目立つ)
 
さて、昼間もキレイでオシャレなウエストハリウッドはどんどん変質を遂げ、「より儲かるハコ」「より儲かるイベント」重視になっていった。アビーは、模様替えして、全米一人気のゲイバーに選ばれたけれど、実態は、カツヤやウマミバーガーなどの人気レストラン、SLSホテルや、他にもナイトクラブを多数所有するグループの所有になってた。←もちろん、オーナーはゲイでもなんでもない。
 
もちろん、別にオーナーがゲイじゃなくなって、構わない。居心地のよい場所を提供してくれるなら。
 
……気づいた時、レズビアンの居場所はほとんどなくなっていたウエストハリウッドで同棲しているレズビアンカップルの多くは「ロングビーチに引っ越して子育てしたい!」と言っている。
 
それも、いいだろう。
 
アビーのウェイターは、今日もイケメンだった。
 
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