#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

この人の一番得意なところはどこだろう?と考えながら人と接している

photo by tricky (rick harrison)

どんな人でも得意なことを持っている。それを見つけ、それを生かして生きた方が、本人も周りも楽である。

苦手を克服するか、得意を伸ばすのか?

苦手なことを頑張って克服するというのは、心意気は偉いし、本人が趣味でやる分にはよい。しかし、仕事の場で押しつけられたり、挑戦しようとするのはホントよくない結果しか生まない。わたしも結構頑張ったが、病んでた。だから、環境を変えた。

人はどんなに頑張ったって、そんなに簡単には変われない。自分の弱点や欠点は、キチンと認識した上で(それを無理に直そうとか克服しようとするのではなく)ある意味「自分はここは苦手」と開き直って、そこを補ってくれる人と組み、さらに自分は自分のよさを一番活かせる箇所にいくこと。そうさせてくれる環境がない場合、人は病む。そして、最悪の場合、命を落とす。←比喩でなくね。

わたしは、できることとできないことの差が大きい。できることはものすごく得意だが、驚くようなことができなかったりする。これまで恥ずかしい失敗を山ほどしてきた。思い出すとあばばばばばーとなるため書かない。面と向かって馬鹿にされたり、説教されたこともある。こっそり軽蔑されたり笑われている場面も多分あるんだろう。ダメなところばっかりになると、生きてる意味なんてないって落ち込んで死にたくなる。だから「死にたい」が毎日の口癖だったこともある。危なかった。

でもわたしにも得意分野はある。そして、助けてくれるパートナーや友達がいる。ホントだよ! だから、生き延びた。

自分の得意なことを見つけよう

得意分野は、まず自分で自分はコレ!っと気づくのも大事なんだ。自分のことなのに、意外とこれは難しい。こうありたい自分像とか、やりたいこととか、いろんな要因が邪魔して、なかなか本当の適性を見つけるのは難しい。

でも、そんな中でこれは自分の得意だってところを見つけると、嬉しいし、それを人が分かってくれて、あった仕事を振ってくれると、もっと嬉しい。

得意分野は、山の奥にいる希少生物みたいなもんで、自分一人の心にしまっててもよいのだが、人に自分の特性を認識してもらい、他人との関係でそれが活かせた時に、一番意味を持つ。

人の得意なことを見つけよう

わたしは誰もが持つ人の「得意なこと」を見つけられるようにしたい。時に、本人が気づいていないかもしれないその人の特性を理解したい。人の欠点に気づくのはものすごく簡単だけど、長所や得意なところを見つけるのは、意識しないと難しい。だから、わたしは誰かに初めて会うとき、まず自分に問いかけるようにしている。

「この人の得意なこと、一番すごいところはどこなんだろう?」