#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

有能さと「正しい態度」

有能なだけではダメな場合ってゆーのが、ある…とゆーか、ほとんどの場合それなんだよ。

 

能力があるのは当然のこと。その上に、「一緒にやりたいか」ってファクターがめちゃくちゃ大事なんだよ。

 

自分が少しくらい人から秀でていると思っても、大抵の場合(というか、ほとんど確実に!)あなたよりデキる人は存在する。

 

そんな時に、あなたが、ちっぽけな優位性にしがみついて「嫌な奴」でいることを正当化するものなんて、何もない。

 

新しく配属された香港人のボスは、「正しい態度」と言った後、しばらく無言でチームの顔を見渡した。

 

過去6年間に一度もなかった*1平日に行われた解雇劇は、もはやこのチームの何かが決定的に変わってしまったことを示していた。

 

しかし、それは真実なのだ。

 

求められているのは、能力やスキル、それに責任感と同じくらい、円滑なコミュニケーションが取れることであり、チームメンバーにとって「 一緒に働きたい」と思える存在であることなのだ。

 

いくら知識が能力があっても、投げやりだったり怒りっぽかったり、周囲にネガテイブな空気をまき散らすようなスタッフならいらないのだ。

 

 

*1:解雇やレイオフはあったが大抵金曜日に行われていた