今日はFionaの友達のLカップルマーちゃんとリーちゃんが遊びに来たので、ファーマーズマーケットに行って食べ歩きしながらいろいろ語りました。数時間経ってたよね!
二人は高校の同級生で、10年以上つきあってる!すごいよね。めちゃくちゃラブラブでキュートなカップルなのだが、ちょっと変わっていて、まずFacebookなどのSNSをやらない。
あと、いつも一緒にいて、「結婚しようね!」とは言ってるらしいが、同棲はしていないし、その予定もなく、家族にも職場にも一切カムアウトしない。←家族とかは薄々気付いてると思うが、家族はキリスト教だし、カムアウトしたら、引き裂かれることを怖れて、言えないらしい。
多分FacebookやSNSをやらないのも、Facebookとかやると即効で“レズバレ”するからだと思う。
んーでもさ、結婚したいなら、とりあえず親には言わなきゃだよね?それとも、親がいなくなるまで待つのかしら?リーちゃんは親と同居してるし、とても仲がよい。でも、カムアウトしたら、「母親か彼女か、どちらかを選ばなきゃいけなくなる」と感じてる。それが二人の悩み。
わたしとFちゃんは二人とも親にカムアウトしてるので、その体験とか、周りで似たように苦しんでる人の話とかをした。
Fちゃんも、親へカムアウトする前は、勘当されるとか縁を切られるとか、恐れていたらしい。
↑四年前の話!そんなに昔じゃないよね。
話してて思ったが、わたしは、そもそも親とそこまで仲良くないので、「親に捨てられたらどうしよう」とか恐れた記憶がない。
あと、親がキリスト教ではなかったので。まあ、「否定されるかも?」という怖れはあったが、宗教で否定される!という怖さはなかった。何か言われてもデータを示すなどして反論できると思ったんだよね。
まあ、いろんなことで、家族へのカムアウトでそこまで悩まなかったのはラッキーなんだと思った。もちろん、それでもそれなりには悩んでるし、カムアウトした時は泣いたりしたんだけどね。
マーちゃんやリーちゃんも、軽い口調で話してるけど、悩みはとてもリアルで。あー全米で同性婚が認められても、今だに!カリフォルニアで!こんなふうに悩んでる人はいるんだよなーとなんだか遠い目になってしまった。
- 作者: 砂川秀樹,RYOJI
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↑この本のおかげでカムアウトするのは大分楽になった。された方は、やっぱりショックだったかもしれないけど……。でも、親の方も「苦しんでるのは自分だけじゃない。他にも同じ思いをした親がいるけど」と知って、楽になるんじゃないかな。