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こんにちは!アメリカで働いているイチカワユウです!
今日は、ネイティブ並に英文をサラサラ書きたい人、アメリカで働きたい人、アメリカ人と文章で交渉する必要のある人必見の添削ツール「Grammarly」を紹介します。
どんなに英語が得意な人でも、「ここってatだったっけ?inだっけ?」とか「ここには冠詞が必要?」とか迷う場面、ありますよね?アメリカに何年も住んでても、こういうものは、自然と覚えられるものではありません。
前置詞と冠詞は、いつまで経っても日本人にとって最後までマスターするのが困難なものだと思いますし、もっと簡単な「複数・単数」「三単現のs」「同じ単語の繰り返し」「何度もI…で文章を始めてしまう」などでも、わかっているはずなのに、単純なミスをしがちです。
そこで、Grammarlyの出番です。Grammarlyは、人工知能(AI)をベースにした校正ソフトウェアで、上のような文法ミスを全て指摘し、「こう直したら?」という提案をしてくれます。サンフランシスコに拠点を置くGammarlyは、ビジネス雑誌『INC.』の注目するべき企業500社にも選ばれたスタートアップ企業です。
英文ライティングがあやしい外国人にとって、夢のようなこのGrammarlyですが、そもそもは、英語学習者のために開発されたものではありませんでした。
アメリカではネイティブスピーカーも、yourとyou’reの違いがわからない人とかtooとtoの違いがわからない人がザラにおり、日本人からしたら英語ペラペラに見えても、実は「英語が書けない」人は結構います。日本語でも、日常会話はOKなのに、文章となるとからきし書けなくなる人がいますが、英語圏ではそういう人間の数が遥かに多いのです。
ということで、このGrammarlyは、そういうアメリカ人たちにとってもライティングの生産性をあげてくれる、と大人気。特に、論文を書かなければいけない大学生や、レジュメやカバーレターを書きたい求職者。さらに、仕事でメールを書く人や、SNS担当とかだと、変な英語で投稿するわけにはいかないので、特に重宝するでしょう。
無料版では、明らかなスペルミスや文法ミスを指摘してくれるのみですが、それでも結構びっくりするような初歩的なミスをバシバシ見つけてくれますorz プレミアム版は、より細かいコンマの付け方や、「間違いではないけどこうした方がもっとよい」というアドバイスなど、レベルの高い添削をしてくれます。単純なスペルチェッカー機能だけであれば、WordやGメールでも十分事足りる昨今、Grammarlyの真骨頂はこの「プレミアム」な機能にあると言ってもいいでしょう!
実際、わたしはしばらく無料版を使った後に、プレミアムにアップグレードしたのですが、倍以上のミスを指摘されました。 文法の間違いや、スペルミスだけでなく、「一文が長すぎる」「同じ単語を繰り返しているので、こちらに変えたら?」「受け身な単語を使っているので、アクティブな単語に変えたほうがよい」などのアドバイスをしてもらえます。
プレミアムの値段は1ヶ月単位だと約30ドル。ちょっとお高いようにも思えますが、1年間まとめてサインアップすると、1ヶ月あたり約11ドルちょっとでこのサービスを使うことができます。「売り切り」ではなくサブスクリプションサービスだというところが、今時な感じですね。
わたしは普段、ちょっとした英文であれば、ちゃちゃっとチャットで「これでOK?」とネイティブチェックを入れたりしますが、流石に全ての文章でそれをやるのもウザいので、1年間分まとめてサインアップしました。
Grammarlyは仕事で英語を使う人であれば「必携」といえるツールです!めっちゃおすすめ!無料でもかなり使えるので、まずはいれてみてください!