【あらすじ】 『ジュラシック・パーク』の悲劇から22年、InGen社は買収され、新オーナーの元でコスタリカの同じ島に恐竜テーマパークの『ジュラシック・ワールド』をオープンしていた。
ジュラシック・ワールドで企業スポンサーを取るために忙しく働くマネージャー、クレア(ブライス・ダラス・ハワード) は遺伝子組換えによって、より巨大に、より獰猛になった恐竜のアトラクションの魅力について語る毎日。仕事一筋で彼氏もいないクレアのもとに、ある日二人の甥っ子ザックとグレイが遊びに来る。両親が離婚の危機にあり、クレアも忙しいために秘書に預けられた二人は二人だけでパーク内を探索しようとイタズラ心を出す。そんな時、遺伝子組換えによって生まれた新型恐竜がパーク内に脱走。クレアは、昔一度デートした飼育員のオーウェン(クリス・プラット)とともに、逃げた恐竜、そして甥っ子たちを探しにジャングルの中へ飛び込んでいく……。
3Dで観たので大迫力!ただストーリーは物足りなく、恐竜もそんなに怖くなかった。ジュラシック・パークの「震えるコップの水」的な恐怖の演出はなかったよね〜。恐竜と言うより、人間ドラマっぽくしたのだろうけど、ヴェロキラプトルを軍事利用しようとする悪役もなんか存在感ないし、主人公二人の恋もなんとゆーか薄っぺらかった。
あと、恐竜に詳しくヴェロキラプトルを手なづけるのがうまいトレーナーという設定のオーウェンが、ヴェロキラプトルと心を通わす……と言う描写も嘘くさい。あのねえ。哺乳類ですら言うこと聞かないこと多いのに、爬虫類……ってか恐竜が言うこと聞くわけないよおー、いや、ファンタジーの世界でドラゴン慣らしてるんじゃないんだからさ。と。
そもそも、このシリーズのメッセージって、「人間が自然を支配できると思うなよ!」的なんじゃなかったっけ?
でも、主演二人の好感度は結構高い。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』です人気になったクリス・プラットは気取らない男の役がハマってるし、ヒロインのブライス・ダラス・ハワードもなんとなく憎めない。彼女、ビューティフルマインドなどのロン・ハワード監督の娘!キュートだった。
あと、オリジナルの『ジュラシック・パーク』へのオマージュと言うか、ちゃんと世界が繋がっていて、ジュラシック・パークの跡地とか、ジープとか、Tシャツとか出てくるので、なんか嬉しかった。ジュラシック・パーク大好きだったんだよねー!映画も本も好き!
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↑マイケル・クライトンの原作、本当にリアルに感じて当時夢中になった!