#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

「コップで飼える?」「花瓶の水で育つ?」ベタの飼い方について調べたよ!

(熱帯魚)ベタ・クラウンテール 色指定なし(オス)(1匹) 本州・四国限定[生体]

ベタの飼い方

前回はベタの種類についてまとめましたが、今回は、ベタの飼い方について調べてみました!以下、アメリカのベタフォーラムなどで調べた内容なども入っています。

ベタに適した水温:暖かめで!

ベタは13〜35℃の水温で生きることができますが、最適なのは24〜28 °Cだそうです。一応タイやカンボジアなど温かい地方出身魚なので、暖かめの水の方がよいです。必要なら冬ヒーターを入れることも考えましょう。(ところで、マリモは、ベタの水槽に入れるために人気で、うちでも入れているのですが(汗)、マリモは寒冷地原産なので、あまり暖かな水は得意ではないようです。今のところ元気ですが)

ベタに必要な水の量:コップ・ボトルで飼うのは実はNG!

お店ではベタは小さなカップに入れて売られていることが多いです。でも、こういう小さい容器で飼うのは実はNGです。ベタは水質の変化に強いため、確かに、小さな容器でも生き延びられるのですが、このような小さな容器で飼育するのは、ベタの健康のためによくありません。水量の小さな水槽は、気温の変化を受けやすく、またヒーターの影響も強く受けるので、水質・水温の変化が激しくなってしまうのも問題です。ボトルアクアリウムとか流行っててわたしも「可愛い❤」って思っちゃいますが、生体のことを思うと、本当はあんまりよくないのかもしれないですね。

【国産金魚】 金魚のボトリウム

ベタを飼うのに必要な水量については、アメリカのサイトでは最低レベルで1.5ガロン(約5.6リットル)、理想は5ガロン(約19リットル)だと言われています。実際には、0.5ガロンなどの小型のベタ水槽も数多く売られているので「あ、これベタ用って搔いてある!」と思って買ってしまいそうになりますが、実際には、これらの水槽はベタの健康のためにはよくないのです。アメリカでは1.5ガロン以下のベタ用水槽の店頭販売を禁止するよう小売りチェーンに求める集団訴訟なども起こされています。でもAmazonとかで普通に買えるなら、超小型水槽を欲しい人はやっぱり買っちゃうような気がする。

うちは、1ガロン弱の入れ物に入れているので完全に【最低レベル】の環境になってしまってます……。ううっ。

ベタに必要な装置:フィルター・エアレーションは必要?

魚といえば「えら」を使って水中の酸素を取り入れますが、ベタには、えら呼吸に加え、ラビリンス器官という呼吸器官を使って「空気呼吸」をするという特徴があります。水面で口をパクパクさせるのはこれですね。だからこそ、コップのなかや小さな容器などの酸素の少ない環境でも生き延びることができるのです。このラビリンス器官を使った呼吸はベタにとって大事で、水面に少し空間の余裕がないと、逆に溺れてしまいます!水槽の蓋ギリギリまで水で満たすのはダメ!ということですね!また、ベタはジャンプ力もあるため、水槽に蓋しないのも危ないです!

ただ、空気呼吸ができるベタにとってもエアレーションやフィルターが必要だという人もいます。その場合、大きなヒレを持つベタは強い水流が苦手なので、水流を弱めに設定し、水槽のなかでベタが休めるような場所を作ってあげたほうがよさそうです。ここらへんも、小さな容器だと、フィルターの影響が強く出てしまうので、大きな水槽がよいですね……。うちはいちおう外掛けフィルターを買ったのですが、水流が激しすぎるので、今はつけていません。

ベタの餌やり:必要です(あたりまえ)

アメリカでは「花をいけた花瓶の水の中でベタを飼う」というのが流行ったことがあるようです(参考画像)。こうしておくと、ベタは根っこを食べる?とか花との共生による「エコシステム」で生きていけるから、餌やりは週一くらいでOK!という思い込みも広まったようで、それに対する反論がネット上にたくさんあります。ベタだって他の魚と同じように毎日餌やりが必要というのはある意味当たり前だと思うのですが、そんな思い込みが広まったときがあるんですねー。

ベタは結構なんでも食べます。ベタ用のパレットが売っていますし、赤虫は好物のようです。赤ちゃんベタには小さめの「ひかりベタ」がよさげ!

うちの「チェリー」と「酒」は何でもパクパク食べてくれますが、先日、仲間入りした「雪」は、数日間餌を食べませんでした。はじめは餌が浮いていても完全に無視!すぐそばにいるのに「プイッ」って感じなので、ムカつく……。1日、絶食させたら、一度は食いついてくれるようになりましが、吐き出す。でも赤虫は食べるのね。で根気よくパレットを与えているうちに、ちゃんと食いついて(何度か吐き出すものの)食べるようになりました。というわけで、魚にもちゃんと好き嫌いがあるようです。

ヒカリ (Hikari) ベタ アドバンス 5g

ヒカリ (Hikari) ベタ アドバンス 5g

ヒカリ (Hikari) 乾燥 赤虫 5g

ヒカリ (Hikari) 乾燥 赤虫 5g

調べれば調べるほど、奥が深いベタ。まだまだ調べますよ〜!