違う国の人達と仕事をしていると、文化の違いという奴にしばしばぶちあたる。
自分ひとりが日本人で相手に合わせればよい時なんかは楽だが、ゴリゴリの日本的な考え方の人と、バリバリのアメリカ人(または他の国の人たち)との間に立つと、どっちに合わせるべきか悩む時がある。
もちろん、そこをうまく埋めて、「架け橋」となるのがコーディネーターの腕の見せどころだと思うが、真ん中に立つ人はなかなかどちらからも「ズレてる」と思われたりで大変な役回りである。
わたしはこれまでにインド、ネパール、中国、台湾、アメリカ、イギリス、ドイツ、イスラエル会社と日本の間でやりとりや仕事をしてきたが、こーゆー常識の違いでいうと、はっきり言って「どっちもどっち」なことが多い。
アメリカを例に取るなら、アメリカ人がいい加減なのは事実だし、日本が細かすぎるほど細かいのも事実。(しかも、別に本質じゃないよねというところで)
で、お互いのサイドにもう一方の事情を説明しながらうまく物事を進めていくわけだが、これは単なる通訳とかではなくもっと高いレベルの能力だと思う。翻訳=ローカライズでないのと一緒ですね。
ま、同じ日本企業の間でも、業界とか企業規模によって社風って全然違ったりするし、「文化の違い」は、国の違いに限らないね。
本当面白い。
…とりとめのない話となってしまいましたが、最近こんなことばっかり考えてます。