#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

「トランスした時はキャリアが終わるかと思った」トランスのプロデューサーが作った子供向けテレビシリーズ、アマゾンの契約ゲット!

Danger & Eggs

トランスジェンダーのプロリューサー、シャディー・ペトスキー(Shadi Petosky)さんによる、子供向けアニメ『デンジャー&エッグ(Danger & Eggs)』がAmazonで12エピソード分リリースされることが決まりました(参考記事)。『デンジャー&エッグ』は、主人公の女の子と、しゃべる卵が登場するストーリー。

「トランスした時、わたしのキャリアは終わりだと思いました。トランスジェンダーが作った子供向け番組を買ってくれる人がいるだなんて?」

ハリウッドで働くトランスジェンダーのプロデューサーは彼女を含めて3人ほどおり*1、なかでも、シャディーさんは、過去に沢山の実績のある人なのですが、それでも、性別以降を始めた時は不安だったのですね。しかし、彼女の心配は杞憂だったようです。

Amazonの影響力

Amazonは、今Netflixなどと並び、コンテンツ配信だけでなく、コンテンツを自前で制作し供給するエンターテイメント界の強力なプレーヤーとなっています。以前であれば、テレビ局が持っていたような強力な影響力を持ちつつあるのです。

Amazonは他にもトランスを描いたテレビ番組で最も成功した作品のひとつである『トランスペアレント』を配信中。多様な作品を作り、送り出すAmazonの挑戦を応援したいです。

*1:マトリックス』『バウンド』などのラナ・ウォシャウスキーはもっとも有名なトランスジェンダーの監督/プロデューサーでしょう