スティングとトゥルーディー・スタイラーの子どもでミュージシャンのエリオット・サムナー(Eliot Sumner)(25)が、イギリスの雑誌『イブニング・スタンダード』誌に対し、セクシャリティについて述べました。
オーストリアのモデル、ルーシー・ヴォン・アルと2年間に渡って交際しているそうです。二人の写真、結構インスタに上がってますが、フォトジェニックでカッコいいい!
エリオットは、これまでに、わざわざ人に「レズビアンである」とカムアウトする必要を感じたことはないそうです。家族や友人も「皆知っている」ので、わざわざ聞かれたこともないのだとか。先日の、ホランド・テイラーや、クリステン・スチュワートもそうでしたが、最近はこういう「隠してないから、カムアウトもしない」という意見表明が増えていますね。
また、エリオットは、一つのジェンダーに固定した自認を持たないそうです。男性ジェンダーでも女性ジェンダーでもなく、「流動的」な性自認とのこと。
「自分が何なのか、決めようとしてずっと考えていた時もあった。でも、誰も、ラベルとかタグを持つようなプレッシャーを感じるべきではないと思う」 "I think forever I was trying to figure out maybe... what I am. But I don't think anyone should feel pressured to have any kind of label or tag on them."
「わたしたちは、皆を同じように取り扱わなければいけない。わたしは特定の何かに決めるつもりはない。わたしたちは、皆人類なのだから」 "We should treat everybody the same. Me, I don't like to be put down to a specific thing. We're all human beings."
男女の中間というと「中性」?と思ってしまいますが、「中性」もまた真ん中に「固定」された概念なので、流動性を意味する「ジェンダー・フルーイッド」とはまた違うのかもしれませんね。なんと訳せばよいのか、よい表現が思いつきませんが、誰かアイデアあったら教えてください!
エリオットは、来年新アルバム『Information』をリリースする予定で、曲のいくつかは、恋人についてのものだそうです。早速、聴いてみたんですが、エリオット、スティングそっくりですね!って言われるのは嫌かもしれませんが、わたしはスティングの音楽が大好きなので、ばっちりDNAを受け継いでるなーってなんだか嬉しくなりました。
こういうジェンダー・フルーイッド系の人ってめちゃくちゃ好きです。もっと出てきてほしいです。