以前からぐっとくるコマーシャルを出している転職サイトのindeed。最近放映されているテレビCMがまたよいので、紹介します。
(スーツ姿の人が集まる会議室。期待に満ちた表情の女性のクローズアップ)
「……難しい選択だったが、今回のVP昇進はマイクになった」
(経営陣と握手をするマイクの姿を見ながら落胆した表情の女性。唇を噛み、自分を励ますような表情をする)
ナレーション「クレアが、昇進を見送られたのは始めてのことではない…」
(女性が下を見る、スマホの画面に「Interview Requested(面接の希望が入っています)」との通知が出ている。
ナレーション「…しかし、それも今回で最後になる」
(女性は微笑み、自信に満ちた表情になって、拍手を続ける。カメラは会議室の外からその様子を捉える)
「indeedに、履歴書をアップロードしよう」
いやぁ、いいよ。エモいよ。アップロードしちゃうよ。
このCMの暗示するものって、突っ込んでいくと、ガラスの天井とか、結構重いし「そこで『昇進できないのは差別!セクシズム訴訟!』ってならずにサクッと転職する人生をよしとするのか」とかいろいろ思うところはある。けれど、純粋に、これだけシンプルな作りで、涙がこみ上げてくるCMってそうはないよね。それとも、これって、女性差別とも言い出せず、実力不足なのかなって自分に言い聞かせ、これまで100リットルくらいは涙を飲んできたような女だけがうるっと来てしまうものなのか。いや、そんなこともないよね。
仕事探そっかなって、思う人の気持ちにめちゃくちゃ寄り添ってて、うまいなぁと思うわけです。
とにかく、indeed、最高です。
前もindeedの広告紹介したわ……。