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アメリカで働くレズの徒然

マーク・ジェイコブス、広告にトランス女性のラナ・ウォシャウスキーを起用

マーク・ジェイコブスは2016年の春/夏キャンペーンの広告塔にラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski)を起用するとインスタグラムで発表しました(参考記事)。ウォシャウスキーは、弟とともに『マトリックス』『バウンド』『Vフォー・ヴェンデッタ』などの、人気映画の監督でありプロデューサーでもあります。ラナがトランスジェンダーなのではないかという噂は長い間囁かれていましたが、2012年公にトランス女性としてカムアウトしました。

ジェイコブスは、ウォシャウスキーがヒューマン・ライツ・キャンペーンで行った「ビジビリティー賞」の受賞スピーチを聴いたことで、彼女を広告に起用することを思いついたそうです。

「彼女の表現した気持ちやアイデアは、僕の頭や心のなかをいつも満たしてたものだった。でもこんなにしっかりとした知的で強烈で、可能性に満ちた言葉の形で捉えられたことはなかった。僕は、ラナの言葉に日常的に言及し、仲のよい友達に彼女のスピーチをシェアするようになった」

ちなみに、このパワフルなスピーチの全文はこちらで読めます(英語)

マークジェイコブスの春/夏コレクションは2月に公開されるそうです。

↑今でも「レズビアン映画の最高傑作のひとつ」だと思っています!

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