#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

不気味な物音

ブラック・フライデーの買った物リストに加え、またしも物を買いまくっているイチカワユウ(@yu_ichikawa)です。このままでは、サイバー・マンデーもヤバイな……。

photo by Charles SEGUY photography

ところで、最近の悩み。

それは、上階からの「変な物音」。

単なる騒音問題というのとはちょっと違うんですよね。騒音というのは前からあって、上の階には、以前小さい子どもが二人いる夫婦が住んでいて、ものすごーくうるさかったのです。週末、朝絶対寝坊できないくらいうるさかった。しかし、半年くらい前に彼らがもっと大きいタウンハウスに引っ越してからは、大分静かになっていました。

ところが、最近、がん……がん……とぶつかるような音が聞こえるようになったのですよね。重い物が壁にぶつかっているような、壁を蹴っ飛ばしているような……。初めは、一時的なものだろう(引っ越し?)とか思っていたのですが、これが、どうも、ずーっと続く。大体夕食の時にしているのですが、ひどい時は、深夜二時くらいとか、また朝早く六時くらいからするときもある。眠りが浅いせいもあって、これは非常に困ります。

何より、怖いのが、「これが何の音なのかわからない」ことです。

「これはXXXXしてる音だな」って理解できれば、まあ我慢もできるのですが、まったく想像もつかない。どん……どん……って忘れた頃に何回か鳴って、止まる。なんなんだろう。誰かが何かをしている音?にしては、長く続くし、そのわりには、間隔。音から想像できるのは、「引っ越しの荷物を運んでいる」とか「模様替えをしている時、家具が壁にあたってでた音」という感じ。でも、一ヶ月以上毎日しているので、そうではないと思う。次に想像できるのは、何か、身体に不自由とか、車いすのような器具をつけた人が、家の中で「とある場所」を通る時だけ、あたってしまって音がでる、というもの。しかし、それにしたら、相当強くぶつかっていると思うので心配になる。とにかく、どしん、どしんって結構「重々しい」音なんだよね。そして、何か不吉な予感のする音なのです。まあ招待がわからないからそういう風に感じちゃうんだけど。静かにしてほしいというのもそうだけど、むしろ「何の音か知りたい」。それが分かれば多少は我慢できる気がする。

自己紹介を兼ねて、上の階へ行き、音について聞こうかと思って、音がした直後に、上にいって何回かインターフォンを押してみたのですが、不在っぽい。というか上の階の廊下にいると、一体この音がどこから聞こえてくるのかわからない。多分ここらへん……っていうのはあるのですが確信はない。

同じ階に住む知り合い二人くらいに訪ねてみたのですが、二人は廊下の端っこに住んでいることもあり、わたしのユニットからは離れているので「音には気づかない」とのこと。

……もしかしてわたしの頭のなかでだけ鳴っている音だったらどうしよう!と思うのですが、ちゃんとFionaにも聞こえているので、気のせいではありません。

なんなんだろうねー。と思って廊下で立ち話をしていたところ、ふと気づいたことが。それは、音のするあたりの天井を見上げると、何かそこに、液体が染みたような「シミ」があるのです。ざわ……ざわ……。

「そういえば、上の階で、この同じ当たりの壁紙が先月あたり、ぶわぶわになって剥がれていたわよ」とご近所さん。もう今は綺麗に修理されているのだけれど、何か、洗濯機まわりとか、配管に問題があって「音」が発生しているのだろうか?

そして、実は、このブログを書いている今この瞬間も「音」がしています(日曜日の午後10時)。

何か不気味な音なんだよね……。これまで、騒音の多い家にも随分住んだけど、こんなジワジワと怖さがこみ上げてくる騒音ははじめてです。何か似たような騒音を聞いたことがある人いますか?