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アメリカで働くレズの徒然

女の才能はいつになったら、まともに捉えられるのか?映画『天才作家の妻 40年目の真実』

ゴールデングローブ賞を受賞した『天才作家の妻 40年目の真実』(原題:The Wife)を観た感想です!

『天才作家の妻 40年目の真実』のあらすじ

“現代文学の巨匠”と呼ばれているアメリカの作家ジョゼフはノーベル文学賞を授与されることになり、妻のジョーン(グレン・クローズ)と息子デイビッドと共に、授賞式が行われるストックホルムにやってきた。

だが、彼らの前に記者ナサニエル(クリスチャン・スレーター)が現れたことで状況は一変する。ナサニエルはかねてからジョゼフの経歴に疑いを抱いており、彼らを執拗に追い回し、問いただす。

実はジョーンは豊かな文才に恵まれており、かつて作家を志していたが、あることがきっかけでそれを断念していた。ジョゼフと結婚後、ジョーンは夫の“ゴーストライター”として、世界的作家となる彼の成功を支えてきていたのだった。これまで一見完璧に見えた2人の関係が、ジョゼフのノーベル文学賞受賞をきっかけに崩壊していく。

『天才作家の妻 40年目の真実』の感想(ネタバレあり)

かなり面白かったです。

映画自体は比較的地味ですが、グレン・クローズの演技が光っています。また、ジョーンの若い頃を演じたアニー・スタークの演技もよかったです!グレン・クローズとよく似ているなぁ〜と思ってたんだけど、実の娘さんと聞いて納得!

あらすじ自体は『ビッグ・アイズ』と似ているのですが、キャラが違うため、映画としての印象はかなり変わってきています。

わたしは映画を観ている間中、夫のジョセフにムカついてムカついてしかたありませんでした。結婚して子供もいる癖に、教え子に手を出す手口、才能ない癖に高いプライド。嫌がっていることをやる押しつけがましさ。いい歳して、自分の醜さも省みずに、昔と変わらぬ古くさい手口で、若い女を口説こうとするし。ほんと、こいつ何様なん?誰か鏡見せてやってくれん?

んもーとにかく全てがムカついて仕方なく、 「さっさと離婚すればいいのに……」としジョーンに対してもイライラしました。また、女性の才能が世間的には認められづらい時代は、今も続いていると思うので、そういう意味でもイライラしました。←劇中で売れないことを嘆く女性作家、よかった!

ジョーンはかつて憧れの教授であり激しい恋におちた夫を守りたいと感じ、自分から草稿を手直しすることを申し出ています。それは確かに、ジョーン自身の望みでもあったのです。しかし、40年間という長い夫婦生活の中で、何かが変わっていった。

ま、最後ラストシーンははっきり言ってざまみろでしたね!

あと、ジャーナリスト、ナサニエル、よい味出してました。手段を問わない取材方法はエゲツないのだけど、いい夫面してるジョセフに比べたらナンボかマシです。

倦怠期の夫婦が一緒に観るのはお勧めできない映画ですw

『天才作家の妻 40年目の真実』の評価

  • 心理ドラマ度 ★★★★★
  • 大人の映画度 ★★★★☆
  • 謎解き度 ★★★☆☆

『天才作家の妻 40年目の真実』の日本公開

『天才作家の妻 40年目の真実』の日本公開は2019年1月26日の予定です!もうすぐですね!