女性差別的な発言に加え、ホモフォビックな発言で批判されていたボクシングの世界王者タイソン・フューリーが、ゲイ男性の頬にキスすることで「自分はホモフォビックではない」証明だと主張しています。
フューリーは、キリスト教徒で、以下のような発言をしています。
「悪魔が来るまでに、たった3つのことが実現しなければならない。一つは、同性愛が合法になること、もう一つは中絶、そして、もう一つはペドファイル」
この発言がホモフォビックでありまた女性差別的でもあると、批判が殺到したフューリー。
ショップマネージャーのポール・コールさん(41)は、バーでフューリーを見かけ、「あなたには耐えられない」と最近の彼のホモフォビックな発言に対して抗議しました。すると、フューリーは、「自分はホモフォビックではない」いい、ポールさんの両頬にキスしたのです。そして、ハグをして、一緒にセルフィーを撮ってくれたというのです。
ポールさんはすっかり驚きましたが、「よい奴だったんだ」と考えを改めてしまいました。
フレンドリーな差別者だっている。
ぶっちゃけ、このニュースを見た時の感想。
「だから何?」
でした。
わたしが、誰かをホモフォビックだと批判したりする時、彼らは必ずしも「ホモは死ね」とか「ホモ嫌い」と言っているわけではありません。しかし、同性愛の合法化に反対しているのであれば、どんなに上辺の対応がフレンドリーで「ゲイの友達」がいようとも、やっぱり「差別的」だと思います。