#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

人と会った時、心がけていること5つ

Shaking hands

前々から意識していることであり、定期的に書いてもいるのですが、改めて。わたしは、新しい人に出会った時、心がけていることが5つあります。

その人の「よいところ」を探す

わたしは、全ての人がスーパーパワーを持っていると思っています。アメリカのスーパーヒーロー映画の観すぎかもしれませんが(笑)皆が違った才能を持っていて、それを持ち寄ることで、力を合わせてものすごいシナジー効果が生まれるんですよね。人の欠点とか足りないところには自然に目がいきますが、わたしはあえて「この人が一番得意なことは何なんだろう」と、そこから考えるようにしています。

「この人のこういうところ好き!」」って思える場合は簡単なんですが、中には「苦手」な人もいます。でも自分からは見えないその人のよさとか得意なところは絶対あるはずだと考え、それを探すようにしています。

これは、ちょっと応用することもできます。例えば「トランプ支持者」とか、「同性婚に反対している」とか、どうしても主義主張的に相容れない人。友達をやめることは可能ですが、社会で生きている以上、そういう人とまったくつきあわないようにすることは不可能です。ご近所さんとか、親戚とか……「仲良くしなくてもいいけど、接しなくちゃいけない人」っているわけで。そういう人と出会った時に「この人のよいところ」ってどこだろう?と探してみるのは、よい頭の体操になるし、その人とつきあうのを少し楽にしてくれます。

人を外見で判断しない

特に「首から上」の顔とか髪型で判断しないようにしています。実は、持っているブランドとか、メイクアップなど、持って生まれたものではない「外見」は、その人の「自己像」を始めとする人となりを知るためにかなり有効だとを知ることは可能なのですが、それもなるべくしないようにしています。

人を肩書で判断しない

これも「判断しない」シリーズなのですが。仕事で知り合っている場合は、「この人はどの立ち位置にいるのか」「この人の権限はどこまであるのか」とか常に見極めようとしちゃいますが、プライベートで知り合った人に対しては、そういうのをあえて一切無視しようと思っています。どうしても「この人、頭の回転速いな」とか「この人、すごーい物知り!」とかって結果的にわかってきちゃうわけだし、それはそれでいいんですが、学歴とか仕事とかそういう肩書から入って決めつけるような想像をしないようには心がけてます。

知り合ってすぐに「こういう人」と判断しない

人にはいろいろな側面があり、第一印象とは全然違う側面を持っていることがほとんどです。「こういうタイプ」とすぐに決めつけず。時間をかけてその人を知るようにしています。

自分の「直感」を大事にして、距離感を決める

……んで、それと、ちょっと矛盾ように見えるするかもしれないのですが。自分の「直感」は大事にしています。だから、その人の「良いところ」を見つけるようにしたり、「決めつけない」ようにしないしつつも、なんとなく「あ、この人には気をつけた方がいいな」って感じる場合は、自分が心地良い距離を保つようにしています。

よくあるのは、「たまに連絡してきてすごーく馴れ馴れしくする人(何年も音信不通で、突然連絡してきて、まるで親友のように振る舞ったりする人)」や「自分の話しばかりがーっとしてくるのだけど、同じトピックについて、聞き返してこなかったり、近況については全然尋ねてこない人(結果的に、わたしは相手の事情に詳しくなるが、相手はわたしの事情を全然知らないという状態になる)」。あとは、「『親友』や自分の周りの『仲間』がコロコロ変わる人」もこれに当たりますね。周りの友達の悪口をいつも言ってたりとか、仲良い友達グループがコロコロ変わる人は、一見どんなに魅力的に見えても「要注意」だと思います。あとは、なんだろ。頼み事ばっかりしてきて、逆にこちらが頼んだときに全然やってくれないとかね。そういう、関わった後に「嫌な気持ち」が残る人とは、距離を縮めすぎないようにしています。

もちろん、それでもその人の「よさ」はどこかあると思うのでそれを探す努力はもちろんするんですけどね。

出会った人全ての人を心の底から好きになったり、好きになってもらったりすることは不可能だし、別にそれはそれでいいんです。そして出会った全ての人と、仲よく友達付き合いが出来るわけでもない。人生は短いのだから。

オープンな心を保ちながらも、「本当に仲良くなりたい人/本当に親しくする価値がある人」かどうかはしっかり見極めて、自分の時間と気持ちを割り当てようと思っています。

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