めちゃくちゃ久しぶりに村上龍を読みましたー。
殺された二人の男が、死者の視点から、七人の女による奇妙なSMクラブの謎を探ろうとする話。
……と言ってもミステリーではないし、SMと言っても官能描写があるわけでもない。
いつもの「思わせぶりで断言口調だけど別に中身はないよねー」という村上龍節です。
PTSDとか、それらしきキーワードは散りばめられているものの、トコトン薄い。
だけど、最後とか男をコケにしまくってる感じは面白かった。村上龍は、マッチョなようでいて、どこか男を馬鹿にしているところがある。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/08
- メディア: 文庫
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そんな噂は知らなかった。
桐野夏生は大好きな作家です。