今日ビジネスについて語り合っていて思ったこと。起業に限らず、何かする時って「やるぞやるぞやるぞやるぞー」っていう気持ちを持つのが一番大事なので、そういうモチベーション系の本を読むのはすごくよいと思う。けど、それだけで終わると、アレなので、具体的にビジネスとか会社経営の基本知識を与えてくれるる、モチベーションも高めてくれる本を紹介してみるよ。
アメリカの高校生が読んでいる起業の教科書
ものすごくわかりやすいとか読みやすいっていうことでもないし、ましてや「起業を進める」系の本でもないのだけど、とりあえず会社の仕組みや、基本知識を知りたいという人にはおすすめ。特に「起業したい」人でなくても、社会人なら知っておいた方がよいかもねーという内容。学校でビジネスとか会社法の授業を一度も取ったことがない人向けかな。
板倉雄一郎『社長失格』
この本も、「起業」に関係なく、非常に面白い。インターネット黎明期、実際に存在した一人のIT企業の誕生と失敗。孫正義、ビル・ゲイツ、夏野剛など、実在の名前がバンバン出てくるので、そういうミーハーな目線でも楽しめるし、「バブルってこんな感じだったんだぁ」という風俗小説としても興味深い。
同じく彼の書いたこちら↓もおすすめ。さくさく読みやすいエッセイで、企業価値とは?とか投資とかについて学ぶことができる。
神田昌典『成功者の告白』
マーケティングの本を沢山出している神田昌典のビジネス小説。会社の成長、裏切り、そして家庭崩壊の危機などが、コンサルタントの視点からすると、実は、ルールに則ったように起こってくる「起業家によくある話」だというのが興味深い。小説という形態で文章も安易なので、分かりやすく読みやすい。
ロバート・キヨサキ『金持ち父さん 貧乏父さん』
「資格を取って事務所を開けば経営者だよね?」とか、「ライターとしてフリーランスになれば事業主だよね?」と考えていた時期がわたしにもあるのですが、そういうのと、「ビジネスを持つ(Bクワドラント)」というのと、「スペシャリストとして独立する(Sクアドラント)」というのは、違うというのを教えてくれた本。シリーズ物が何冊も出ているけど、まずは、オリジナルの一冊(↑上のやつ)を読むとよいんじゃないかな?ホリエモン的なのとか、IT起業!みたいなのだけが「起業」じゃないんだなーとよくわかるし、「起業=投資」なのだということが理解できれば、投資にも興味が出てくるはず。
まずは、こんな感じかな?あとは、何だろう?有名な経営者の本や、企業研究の本や雑誌は沢山あるし、わたしも読んでるけど、そういうのって読めば読むほど「企業オタク」「社長マニア」になってしまうと思うので、ほどほどにした方がよいかも。一番は、やはりやってみることだと思います。
ということで、グッドラック!
わたしも頑張っていきますよ。