アメリカは、クレジットカードが重要な生活の一部である。
日本では「いつもにこにこ現金払い」がよしとされる傾向があるが、アメリカではクレジットカードを持ち、借金をして、それをきちんと払っていくことが「信用の印」なのである。皮肉なことに、いつもニコニコ現金払いだと、いざという時に大きなローンが組めなかったり、条件が不利になったりする!だから、信用情報(クレジット)はとっても大事なのだー!
わたしは渡米直後はアメリカでの支払い履歴が皆無で、クレジットがゼロだったので携帯電話を申し込むにも数万円デポジットを払わなければいけなかったし(もしくはプリペイド)、アパートに入る時のデポジットも高かった。
しかし、あれからウン年!それなりにアメリカでも支払い履歴を作ってきた。アパートも借りたし、携帯もも契約したし、車のローンも数年間支払い続けて完済した。確定申告もしてる。そろそろアメリカで自分のクレジットが気になってきた。
自分のクレジットを確認するには、1年に3つの企業から無料のクレジットレポートを取り寄せられる。
Annual Credit Report.com - Home Page
これは、自分の過去の支払い状況や、過去にどの事業者からクレジット情報の照会があったのかを見られる。万一ここで情報に間違いがあった場合は、誰かが、自分になりすまして借金を踏み倒すなどの危険がある。赤の他人になりすましをされてクレジットをめちゃめちゃにされると、将来に大きな不利益があるから、キチンとモニターしておきべきである。
しかし、このクレジット情報には、クレジットスコアが含まれない。
クレジットスコアは、TOEFLの点数的な数字で、アメリカ人にとってはTOEFL以上に重視されている。このクレジットスコアを知るためには有料サービスにお金を払わなければいけない。
ただ、無料でも見られる時がある。例えば、クレジットカードなどの申し込みをして、そこがわたしの信用情報を照会すると、それでわかる時がある。
クレジットカードによっては、毎月のステートメントにこのスコアが乗るのをウリにしているところもあるし、金融機関によっては、担当者に聞くと教えてくれる場合もあるようだ。わたしも、一度クレジットカード(アメリカン・エクスプレスのブルーキャッシュ)を作った時に、審査用紙にスコアが載っていて、結構高かったので安堵したことがある。
しかし、それから数年。自分のクレジットスコアを知りたいと思い、スコアを見られるクレジットモニター有料サービスに申し込んだ。
……というか、スコアだけ見て、無料期間中にキャンセルすれば実質無料でスコアが見られる。
結果はまぁまぁだった。クレジットスコアについてはまた書く!