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アメリカで働くレズの徒然

米・ゲイ男性の献血を32年ぶりに解禁

photo by Canadian Blood Services

FDAは、ゲイやバイセクシャル男性など、男性と性交渉経験のある男性(MSM)に対する生涯にわたる献血禁止ポリシーを変更しました(参考記事)。

男性と性交渉経験のある男性の献血禁止は、エイズパニックの真っ最中だった1983年に、エイズの原因であるHIV感染を防ぐという名目で設けられたものでした。しかし、ゲイ団体や医療機関が「この制限は非科学的であり差別的である」として批判。制限の撤廃を求めてきました。

去年発表された今回のポリシー変更により、ゲイやバイセクシャル男性は、過去12ヶ月以内に男性と性交渉をしていなければ、献血ができるようになりました。既に、イギリスやニュージーランド、オーストラリアなどでも同様の制限緩和がなされています。

一部のゲイ団体は、この緩和にも満足しておらず、異性愛者と同様に献血できるべきだともとめています。しかし、FDAはまずこの新ポリシーを実施し、感染が広がらないかをモニターしてから、さらなる規制の緩和を検討するとのことです。

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