Sam Smith, the only openly gay Oscar winner? Not really. https://t.co/3CvUV6Qi8y pic.twitter.com/ftViJwhOoO
— The New York Times (@nytimes) March 1, 2016
アカデミー賞でサム・スミスはアカデミー賞の受賞スピーチで、サー・イアン・マッケランの発言を引用し「彼はこれまでのオープンリーゲイの受賞者がいないと語っていました。もしもそれが本当なら--いえ、本当でなかったとしても、この受賞をLGBTコミュニティーに捧げたいと思います」と発言。しかし、実際にはサー・イアン・マッケランは、最優秀男優賞の話をしていたのであり、現実にはこれまで多くのオープンリーゲイの人がオスカーを受賞してきたため、サム・スミスの発言はネットで一挙に炎上した。
サム・スミスより前にアカデミー賞を勝ちとってきたゲイってこんなにいるんです!
ジョン・ギールグッド(1982年)
- 1982年 最優秀助演男優賞 『Arthur』
ハワード・アッシュマン
- 1990年 歌曲賞『アンダー・ザ・シー』(映画『リトル・マーメイド』)
- 1992年 歌曲賞『美女と野獣』 有名な曲ですね!
スティーヴン・ソンドハイム
- 1991年 歌曲 『スーナー・オア・レイター』(映画『ディック・トレイシー』) マドンナが歌ったジャズっぽい曲です!
エルトン・ジョン
- 1995年 歌曲賞『Can you feel the love tonight』(映画『ライオン・キング』) ディズニーのアニメ映画はゲイ率高い……。
ビル・コンドン
- 1999年 脚色賞『ゴッド・アンド・モンスター』
アラン・ボール
- 2000年 脚本賞『アメリカン・ビューティー」 ↑この映画で主演男優賞を受賞したケビン・スペイシーもゲイです!と書きそうになってしまったのですが、彼はカムアウトしてませんでしたね。昔のジョディー・フォスターとかアンダーソン・クーパーみたいな感じで「ゲイだゲイだ」と言われていて、皆ゲイだと思い込んでいるのですが、実はカムアウトしてないパターンです。
ジョン・コリリアーノ
- 2000年 歌曲賞『Symphony No.1』(映画『レッド・バイオリン』)
ペドロ・アルモドバル
- 2000年 外国語映画賞『オール・アバウト・マイ・マザー』
- 2003年 脚本賞『トーク・トゥー・ハー』
ダスティン・ランス・ブラック
- 2009年 脚本賞『ミルク』
今回のサム・スミスの発言にムカついているようです。
Hey @SamSmithWorld, if you have no idea who I am, it may be time to stop texting my fiancé. Here's a start: https://t.co/8hGTRtIaMK
— Dustin Lance Black (@DLanceBlack) February 29, 2016
僕の彼氏にメールするのやめてくれる?とちょっとゴシップの予感w
メリッサ・エスリッジ
- 2007年 歌曲賞『I need to wake up』(映画『不都合な真実』)
ジョディ・フォスター
受賞時は、オープンリーゲイではなかったジョディー・フォスターですが、その後、カミングアウトしている。
頑張れ、サム・スミス!
…という風に、ゲイのアカデミー賞受賞者は、ちょっとググれば速攻で分かることなのに、なぜサムちんはこんなことを口走ってしまったのだろう?まさかペドロ・アルモドバル監督の映画とか観てないんだろうか?エルトン・ジョンなんて、同じイギリス出身の歌手という大御所的存在なのに、実績を知らないとか、今後姐さんにいじめられるのでは……?と迂闊な発言には、不安も感じるが、どこか憎めないサムちん。コミュニティの歴史については無知すぎるので、ゲイセレブとして発言するならもっと勉強してほしいが、歌は好きなので、これからも応援していきたい。
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