土曜日は彼女と一日漫画を読んでた。 まずは、『野望の群れ』完読。『順子』も読んだ。
- 作者: 司敬
- 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
- 発売日: 2013/03/14
- メディア: Kindle版
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わたしは文学作品とか読むときにフェミスイッチを切って読むときがあるが、これはまさにそれ。レイプや暴力シーンが多いので、フェミスイッチを切らないと辛い。またそれ以外にもストーリーは先が読めたり、突っ込みどころも満載なんだけど、東京、北海道、大阪、九州、香港、上海、北京、NYと、どんどん広がるスケールの大きい感じが嫌いじゃない
続いては、司敬が倉科遼名義で原作に回った『順子』。ストーリーは、『女帝』とか『ネオン蝶』とかと似た展開なんだが、あ、これらも、田村順子をモデルにしたのねとわかってスッキリ。また、より再現ドラマ的というか時代の風俗が出てる。仮名もわかりやすいのばっかりだし……。それにしても、初期のパトロン「森崎さん」だけは誰かわからなかった。誰だろう?
わたしは田村順子ママのことは知らなかったが、調べると、週刊誌に出たり、小説を書いて映画化されたり、かなり有名だったようだ。驚いたのは、山口洋子が銀座のママだったこと!それどころか、元は女優で、十代のうちに銀座に店を出し、その後は作詞家や作家になって直木賞まで取るとか、多才すぎでしょ!山口洋子はなんとなく、「作家……」?くらいの知識しかなかったが、今度読んでみたくなった。
生きていてよかった―愛、孤独、不信、絶望の果てに (マイ・ブック)
- 作者: 山口洋子
- 出版社/メーカー: 文化創作出版
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本
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続いて、手塚治虫『奇子』これは再読なのだが、日本の終戦直後から朝鮮戦争を経て高度成長を遂げるあたりの描写が興味深かった。あと、ヤクザ漫画を読んだ後だったので、あ、手塚治虫もかなりヤクザの話を描いてたんだなぁーと。GHQのスパイを務める主人公と、「霜川事件」の関わりなど、史実をモデルにしたエピソードと混ぜこみながらうまいこと物語を紡いでいく様は、『アドルフに告ぐ』をも彷彿とさせる感じで面白い。つか、手塚治虫偉大すぎる。しかし、昔読んだ時もそうだったが、これは、横溝正史的世界観にもつながるような閉鎖的な地方都市の不気味さの描写が卓越してるので、後半になって舞台が東京に移るとかなり失速するんですよね。はぁ、和風伝奇ものもっと読みたい!
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 手塚プロダクション
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: Kindle版
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漫画読みすぎで?背中や腰がバキバキ痛いのでマッサージにも行った。中国系の安いマッサージ屋なので、まあまあだった。力任せで、ツボを押さえてないんだよね。お気に入りのマッサージ師を見つけたいなあ。そろそろカイロプラクティックにお世話にならないといけないかも。
日曜日は買い物をしようとショッピングモール行ったら、駐車場がガラガラ。 え!まさかのイースターでモールはレストラン以外閉まっていた。ガーン!イースターは、クリスマスのように、国民の休日のような扱いみたいね。 でもさ、やっパリかなり宗教的な休日なので、キリスト教じゃない自分にとっては、こうして全部モールが閉まってるとが、かなり違和感ある。
気持ちを取り直して、急遽海に行くことに!自転車を借りてサイクリング!マリブからパロスバーデスまで続くバイクパスを駆け抜けましたー。気持ちよかった!途中、シーフード屋で休憩。
↑ティラピアという白身魚。結構泥臭いのだが、こっちでは人気のようです。
海。もう夏だった。
帰って、『宇宙兄弟』最新刊読んだ。
- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/02/23
- メディア: Kindle版
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さあて、たくさん好きなことできたので、リフレッシュ。来週も頑張っていこう!