#あたシモ

虹の向こう側

「グーグルで検索したら?私は隠してない」クリステン・スチュワートが事実上のカムアウト

ここのところ、ずっと「女友達」アリシア・カーガイルとの親密な関係が報道され、実の母親にアウティングもされているクリステン・スチュワートが「『告白』しないカムアウト」をしてますね。

ファッション誌『NYLON』のインタビューで、「自らのセクシュアリティについて何か大きな発表はありますか?」と聞かれたクリステン*1

「グーグルで検索したら?わたしは隠していない (Google me, I’m not hiding.) 」と宣言。←というか開き直りw 「わたしはゲイ(バイセクシャル)です!」式の宣言こそ避けていますが、報道を否定せず追認しているので、立派なカムアウトと言ってよいでしょう。

クリステンは以下のように語っています。

「もしも、ホントに『自分はこういう人間だー』って決めつけたくて、自分はコレだっていう要素についてしっかり語れる人は、そうすればいいと思う。でもネ、わたしは女優なのよ!めちゃくちゃ曖昧な人生を生きていて、それが大好きなわけ。『カムアウトしまーす!』みたいなのは、わたしにとって正しいことだとは思えない。わたしは仕事をする。何か基金を始めたり、他の人に伝えたいコレっていう考えを持つまではね。でも今はそうじゃないし。単に映画をつくってるだけ」

“If you feel like you really want to define yourself, and you have the ability to articulate those parameters and that in itself defines you, then do it. But I am an actress, man. I live in the fucking ambiguity of this life and I love it. I don’t feel like it would be true for me to be like, ‘I’m coming out!’ No, I do a job. Until I decide that I’m starting a foundation or that I have some perspective or opinion that other people should be receiving…I don’t. I’m just a kid making movies.”

周囲の雑音に惑わされず、嘘をついたり隠したりする必要もなく、単に演技に集中したいというクリステンと苛立ちが伝わってくるインタビューでした。

わたし自身、こーゆー何気ない自己開示をしたいという気持ちや自分を一つの言葉やカテゴリで決め付けたくない!という気持ちはわかるので、かなり共感しました。

photo by clasesdeperiodismo

エレン・デジェレネスの「Yep, I'm GAY.」からクリステンの「Google me, I’m not hiding.」まで、セレブリティのカムアウトの言葉の移り変わりから時代の変遷が感じられます。

しかし、昔カムアウトした有名人たちだって、本当はカムアウトなんてしたくなかったのかもしれませんね。そのおかげでゲイやレズビアンの可視化は進み、社会が変わってきたとはいえ、その人の仕事に直接関係ないのに、なんのかのとプライバシーを暴き立て、大きな問題にしてしまうわたしたちの社会は、さらにもう一段階変わっていくべきなんだと思います。

人の付き合っている相手が同性だろうが異性だろうが、何人だろうが、誰も気にしない社会、それを「アイデンティティー」にしなくていい社会、カムアウトのいらない社会が早く到来してほしいです。

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スノーホワイトの監督との不倫疑惑が出て、トワイライトでずーっと付き合ってたロバートパティンソンと別れ、激しいバッシングを受けていたクリステンを擁護したのは、ジョディ・フォスターでした。

ジョディ・フォスターの真実

「カムアウトしないカムアウト」の先輩でもあるジョディは、今回のクリステンのインタビューをどう見てるんでしょうね。きっと「頑張れ〜!」と暖かく見守ってるんじゃないかと、勝手に想像しています。

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