#あたシモ

虹の向こう側

水槽ピンチ!アカヒレ(コッピー)がベタを攻撃する時の対策法について

久しぶりに我が家の水槽の話です。

以前から尾ビレのダメージが目立つようになっていたベタの「雪」ちゃん。原因となりそうな水草や尖ったデコレーションは取り除いたのに、相変わらず尾ビレがビラビラで、トラディショナルベタなのに、まるでクラウンテイルのようなギザギザで……悲しい状態になっていました。

どうしてだろう?と水槽を観察しながら探っていたところ、やっとわかりました。原因は、アカヒレの「ダム&ダミー」がベタの「雪」の尾ビレをついばんでいたからでした。前から疑っていたのですが、今年に入って、現場を複数回目撃したので、間違いありません。もちろんベタはすぐに逃げているので、命に別状があるほどのダメージを受けているわけではありません。が、ヒレに食いつかた瞬間、ぴくっと逃げているので、やはりベタは痛いのではないでしょうか?

ベタとアカヒレの混泳についてネットで調べた時は、むしろ、「ベタがアカヒレを攻撃しないか?」という懸念のほうが多かったようです。しかし我が家の5ガロン水槽では、アカヒレがベタを攻撃しています。

動きが素早いアカヒレが、ベタの餌を奪おうとつっついている様子も観られました(雪は食べるのが下手で、何度も餌を飲み込んでは吐き出し、飲み込んでは吐き出ししてやっと食べるタイプでした。最近では、ようやく一度で飲み込むようになってきた)。

(熱帯魚)ベタ・クラウンテール 色指定なし(オス)(1匹) 本州・四国限定[生体]

ベタのヒレは、餌に見える?

アカヒレをよく見ていると、攻撃したりいじめているというよりも、どうも、餌だと思って突っついているようです。我が家では、アカヒレ用にはフレーク状の枝をあげていて、ベタには、丸いパレット状の餌をあげています。そのフレーク状の餌がひらひらと沈んでいく様子が、どうもベタのヒレが揺らめいている様子と似てるんですね。

ベタを守るためにできること

アカヒレの攻撃からベタを守るために、できることを考えてみました。

  1. アカヒレに餌を沢山あげる:といっても結構あげているんですけどね。
  2. ベタを別の容器に避難させる:しかし今は小さな容器しかないので、かえって可愛そうな思いをさせてしまいそうなので迷います
  3. アカヒレを別の容器に移動する:これも結局今ちゃんとした容器がないので、迷います。

結論、水槽はたくさんあったほうがいい?アカヒレとベタの相性がよくなる日はくるのでしょうか?

水作 ベタのおやすみリーフ

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ジェックス 楽アクア ブラック

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世界はこうして変わってきた!映画『ビリーブ 未来への大逆転』のスピーチに感動した理由

映画『ビリーブ 未来への大逆転』(原題:『On the basis of sex』)を観た感想です!

『ビリーブ 未来への大逆転』あらすじ

1950年代。ルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)はハーバード大学の法科大学院の1年生であった。多忙な日々を送っていたルースだったが、夫のマーティン(アーミー・ハマー)がガンを患ったため、夫の看病と娘の育児を一手に引き受けざるを得なくなった。

それから2年後、マーティンのガンは寛解し、ニューヨークの法律事務所で働き始めた。ルースはコロンビア大学で取得した単位を以てしてハーバードの学位を得ようとしたが、学部長に却下されたため、やむなくコロンビア大学に移籍することになった。ルースは同大学を首席で卒業したにも拘わらず、法律事務所での職を得ることが出来なかった。ルースが女性であったためである。やむなく、ルースは学術の道に進むことになり、教職を得たラトガース大学で法律と性差別に関する講義を行った。

1970年のある日、マーティンが持ち込んできた案件の一つがルースの関心を引いた。その案件はチャールズ・モリッツという名前の男性に関するものだった。モリッツは働きながら母親を介護するために、介護士を雇うことにしたのだが、未婚の男性であるという理由でその分の所得控除が受けられない状態にあったのである。その根拠となる法律の条文には「介護に関する所得控除は、女性、妻と死別した男性、離婚した男性、妻が障害を抱えている男性、妻が入院している男性に限られる」とあった。ルースは法律の中に潜む性差別を是正する機会を窺っていたが、モリッツの一件はその第一歩に最適だと思った。「法律における男性の性差別が是正されたという前例ができれば、法律における女性の性差別の是正を目指す際に大きな助けとなるに違いない。また、高等裁判所の裁判官は男性ばかりだから、男性の性差別の方が共感しやすいはずだ」と考えたからである。

ルースはアメリカ自由人権協会(ACLU)のメル・ウルフ(ジャスティン・セロー)の助力を仰いだが、にべもなく断られてしまう。その後、ルースは公民権運動家のドロシー・ケニヨン(キャシー・ベイツ)に会いに行き、必死の説得の末に協力を取り付けることができた。ケニヨンの口添えで、ウルフも協力してくれることになった。

デンバーにいるモリッツは訴訟を渋ったが、お金が目当てではないというルースの熱意に心を打たれ、地元の行政府を訴えることに同意する。法曹の実務経験がなかったルースは法廷経験のある夫、マーティンの力を借り、弁論の前半はマーティン、後半はルースと力を合わせて裁判の準備を進めていく。国の運命を変える裁判の行方はいかに?

『ビリーブ 未来への大逆転』の感想

面白い、面白くない、映画としてどうのこうの、ではなく、この伝記映画の元となった人物や事実についてあがめるあまり、インスピレーションを受けまくる。という種類の作品です。←そーゆー意味では、わたしの中では、ビザー・ジーン・キングの伝記映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』とかハーヴェイ・ミルクの『ミルク』と似てます。

ルース・ギンズバーグって誰よ?

ルース・ベイダー・ギンズバーグはアメリカ合衆国最高裁判所の判事で、ビル・クリントン大統領から1993年に指名されました。現在連邦最高裁に3人いる女性判事の一人で(指名されたのは2人目)リベラルな判断を下すことで知られています。

以下、ウィキペディアからの引用ですが、わかりやすいのでご覧ください!

米国の連邦最高裁では、リベラル派・保守派判事の構成状況によって妊娠中絶や銃規制など重大な憲法判断が大きく揺れ動くため、もともと連邦最高裁判事の去就は一般社会の注目を集めやすい。とりわけギンズバーグは保守化した現在の連邦最高裁においてリベラルな判断を示す貴重な存在であること、また慣例を破って一般メディアの取材にしばしば応じることから、性差別とたたかうリベラル派法律家の代表格として広く動向が注目されるようになった。

この傾向はトランプ政権発足前後からさらに強まり、ギンズバーグ判事の半生を題材にした子供向けの絵本が相次いで出版されたほか、判事を描いたマグカップやTシャツなど関連グッズまで売り出された。3大TVネットワークNBCの人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」では、著名コメディアンのケイト・マッキノン扮するギンズバーグ判事が時事問題を取り上げるパロディの放送を開始。こうした現象をとらえて、判事は「ポップ・カルチャーの新しい象徴」とも評されるようになった。

ケネディ大統領が「JFK」と呼ばれるのと同様、判事も名前の頭文字をとって「RBG」と呼ばれることが多い。また判事の動向をフォローする個人ブログが人気を集め、そのブログが著名ラッパー「ノトーリアス・B.I.G.」をもじって「ノトーリアス・R.B.G」と題されていたことから、メディアでもその呼び名が使われることがある。

2018年には判事の活動を描くドキュメンタリー『RBG』や、伝記映画『ビリーブ 未来への大逆転』が公開された。後者は甥であるダニエル・スティールマンが脚本を担当し、ルース・ベイダー・ギンズバーグ役にはフェリシティ・ジョーンズを迎え、ミミ・レダーが監督している。

大統領を動かした女性 ルース・ギンズバーグ―男女差別とたたかう最高裁判事

大統領を動かした女性 ルース・ギンズバーグ―男女差別とたたかう最高裁判事

  • 作者: ジョナウィンター,ステイシーイナースト,Jonah Winter,Stacy Innerst,渋谷弘子
  • 出版社/メーカー: 汐文社
  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 大型本
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85歳の米最高裁判事の健康に注目集まる 骨折と肺がん - BBCニュース

このように人気の高いギンズバーグ判事ですが、85歳と最高裁判事の中で最高齢であり、最近では骨折やがんの手術など、健康面での不安が囁かれています。

時代を変える司法の力

さて、この映画で一貫して焦点となっているのが司法判断についてです。司法は、三権分立の一角を占める国家権力であり、通常はあくまで法律に従って判断をしていく存在ですが、同時に判決は一種の「法」として拘束力を持ちます。また、立法府が作った法律が憲法違反の場合は、司法府はその無効を宣言する権限を持ちます。

多数派によって支配される立法府とは異なり、「理」によって判断される司法府は、少数派の権利擁護のためには重要な意味を持ちます。←映画では、人口の半数を占める女性がマイノリティと言えるのか?論点になっていましたが……

ちょっと大丈夫かな?となった後の、法廷でのスピーチは、とても感動的でした。「法律を作るわけではないけれども、社会の変化に合わせて先例を築き上げていく」司法の役割とそれを果たすよう訴えるルース・ギンズバーグと、裁判官の表情の変化が、よかったです。

実は、政治が混乱している今こそ、司法に対しては期待が寄せられていると感じています。カリフォルニアでも、アメリカでも、同性婚は「司法」のおかげで実現しました。そして、日本でも同性婚をめぐり、裁判が起こされています。

以前からわたしはそんな司法に期待し、裁判の行方に注目していますが、この映画も法の精神と司法に対する信頼が感じられるものでした。

夫が理想的すぎ

映画の中でつくづく感じたのが、ギンズバーグ判事と夫との関係が超理想的!ということ。

夫を演じるアーミー・ハマーは超イケメン&長身で、自身もハーバード出身の弁護士であり、しかも、性格がよい!いつも家では料理をし、思春期の娘が反抗した時は、優しく話を聞き、妻を尊敬し、協力しながらも、決して自分が自分がと出しゃばらない。

理想的な夫すぎて、ストレートの女性向けファンタジー?ポルノ?と思うほどでしたw

この映画はギンズバーグ判事の甥が脚本を書いており、ギンズバーグ判事本人も最後に登場するなど、かなり当事者が関与して作られています。そのため、美化されている部分もあると思います。←疑い深い。

夫のキャラだけでなく、映画の中で描かれていたシーンについてもどこまで史実に忠実なのかはわかりません。今後ドキュメンタリー観るなどして、調べたいと思います。とにかく「よい話」としてまとまっている映画です。

それにしてもこの邦題は……

洋画の日本公開時には、変な邦題がつくのがお約束ですが、本作も、期待を裏切らない変な題です。

個人的には、『Hidden Figures』の邦題がすったもんだの挙句『ドリーム』になったののシリーズ化か?と感じました。

現代の『On the basis of sex』は、「性別に基づく」という意味で、この裁判の元となった法律用語が使われています。何かそれに近いフレーズなかったのかなー?と思いますが……思いつかない(汗)邦題つけるの大変ですね!

『ビリーブ 未来への大逆転』の評価

  • インスピレーション度 ★★★★★
  • フェミニスト度 ★★★★★
  • ハリウッド風美談度 ★★★★★

女の才能はいつになったら、まともに捉えられるのか?映画『天才作家の妻 40年目の真実』

ゴールデングローブ賞を受賞した『天才作家の妻 40年目の真実』(原題:The Wife)を観た感想です!

『天才作家の妻 40年目の真実』のあらすじ

“現代文学の巨匠”と呼ばれているアメリカの作家ジョゼフはノーベル文学賞を授与されることになり、妻のジョーン(グレン・クローズ)と息子デイビッドと共に、授賞式が行われるストックホルムにやってきた。

だが、彼らの前に記者ナサニエル(クリスチャン・スレーター)が現れたことで状況は一変する。ナサニエルはかねてからジョゼフの経歴に疑いを抱いており、彼らを執拗に追い回し、問いただす。

実はジョーンは豊かな文才に恵まれており、かつて作家を志していたが、あることがきっかけでそれを断念していた。ジョゼフと結婚後、ジョーンは夫の“ゴーストライター”として、世界的作家となる彼の成功を支えてきていたのだった。これまで一見完璧に見えた2人の関係が、ジョゼフのノーベル文学賞受賞をきっかけに崩壊していく。

『天才作家の妻 40年目の真実』の感想(ネタバレあり)

かなり面白かったです。

映画自体は比較的地味ですが、グレン・クローズの演技が光っています。また、ジョーンの若い頃を演じたアニー・スタークの演技もよかったです!グレン・クローズとよく似ているなぁ〜と思ってたんだけど、実の娘さんと聞いて納得!

あらすじ自体は『ビッグ・アイズ』と似ているのですが、キャラが違うため、映画としての印象はかなり変わってきています。

わたしは映画を観ている間中、夫のジョセフにムカついてムカついてしかたありませんでした。結婚して子供もいる癖に、教え子に手を出す手口、才能ない癖に高いプライド。嫌がっていることをやる押しつけがましさ。いい歳して、自分の醜さも省みずに、昔と変わらぬ古くさい手口で、若い女を口説こうとするし。ほんと、こいつ何様なん?誰か鏡見せてやってくれん?

んもーとにかく全てがムカついて仕方なく、 「さっさと離婚すればいいのに……」としジョーンに対してもイライラしました。また、女性の才能が世間的には認められづらい時代は、今も続いていると思うので、そういう意味でもイライラしました。←劇中で売れないことを嘆く女性作家、よかった!

ジョーンはかつて憧れの教授であり激しい恋におちた夫を守りたいと感じ、自分から草稿を手直しすることを申し出ています。それは確かに、ジョーン自身の望みでもあったのです。しかし、40年間という長い夫婦生活の中で、何かが変わっていった。

ま、最後ラストシーンははっきり言ってざまみろでしたね!

あと、ジャーナリスト、ナサニエル、よい味出してました。手段を問わない取材方法はエゲツないのだけど、いい夫面してるジョセフに比べたらナンボかマシです。

倦怠期の夫婦が一緒に観るのはお勧めできない映画ですw

『天才作家の妻 40年目の真実』の評価

  • 心理ドラマ度 ★★★★★
  • 大人の映画度 ★★★★☆
  • 謎解き度 ★★★☆☆

『天才作家の妻 40年目の真実』の日本公開

『天才作家の妻 40年目の真実』の日本公開は2019年1月26日の予定です!もうすぐですね!

「目を開けてはいけない!」超話題のネトフリ映画『バードボックス』考察

今日は、Netflixオリジナル映画『バードボックス(原題:Bird Box)』を観た感想です。最近毎日のようにネトフリオリジナル作品の感想を書いてるような気がするけど、だって最近スゴイんだもん!

『バードボックス』のあらすじ

謎の闇に突き動かされた者たちが相次々と命を絶ち、人口が激減して5年。ここまで生き延びてきた母親が2人の子供を連れて、安住の地を目指す危険な旅に出る。 (ネットフリックス公式ページより)

『バードボックス』の感想(ネタバレあり)

雰囲気が怖くて面白かったです!

  • なぜ目隠ししているのか?
  • なぜ人々は異様な行動に出るのか?
  • 川はどこに続いているのか?
  • 鳥は何のためにいるの?

よくわからないまま話が進むので「一体どうなってるんだろう?」「これはどうつながっていくんだろう?」という好奇心で最後までグイグイ魅せます。

また、主人公のマロリーと子供たちとの交流や彼女自身の変化など人間ドラマの側面も入っています。それまで、名前がなく「ボーイ」「ガール」とのみ呼ばれていた子供達に名前をつけ、「わたしが母親よ」というシーンは感動的です。

物足りなかった点もあります。まず、「で、結局何なの?」というところは最後までわからないままだし、人が死に至る経緯やそこから身を護る方法などについては、あまり謎解き要素はなく、知的な楽しみ方をするという感じではないです。

しかし、この映画は非常に話題になっており、ネトフリ史上最高の視聴数だとか。また、目隠しをして運転したり、家の中を歩き回る「#BirdboxChallenge」が流行って、事故になったりしているため、ネトフリ公式が注意を喚起したりしています。

『クワイエット・プライス』と似ていると感じる人が多いようです。わたしは『ウォーキングデッド』を思い出しました。

クワイエット・プレイス ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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ウォーキング・デッド コンパクト DVD-BOX シーズン7

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大物役者が揃ってる

バードボックスには、かなり大物が揃っています。サンドラ・ブロックもそうですし、サラ・ポールソン(この2人はオーシャンズ8で共演しました)、トレヴァンテ・ローズ(ムーンライトで大人になった主人公を演じました)、ジョン・マルコビッチ。

そして、音楽はトレント・レズナーが手がけています。わおー。この音楽が「不気味な怖さ」を出すのに非常に貢献しています。

バッド・ウィッチ

バッド・ウィッチ

観ると死ぬ「アレ」の正体考察?

上で書いたように、作品の中では、「アレ」の正体は明かされません。モンスターだとか、超常現象だとか、色々な説が唱えられています。

個人的には、制作者たちがアレを作り上げる時に参考にしたのでは?と思うものがあります。それは【人生観を変えてしまうようなサイケデリックな体験】です。

奇抜なサイケデリックアート Psychedelic Trippy Art Painting silk fabric poster シルクファブリックポスター 44cm x 33cm

もちろん、ストーリー的にはサイケデリック体験でこの世が滅びるとかありえないのですが、その描写の中には、サイケデリック体験をヒントにしたのでは?という部分がありました。

理由は、色々ありますが、まず目ですね。ソレを目にした人々の目にはサイケデリックな模様が浮きでて、充血していきます。その後、普通の人であれば急性の自殺願望により、自己破壊行動に出て死んでしまいますが、一部の人々(そもそもメンタルに問題を持っていた人たち?)は、ソレは美しいと感じ、周りの人にも見せたいと思って行動に出ます。本人の意思に反して見せたり、その過程で人を騙したり殺したりするので、単なるサイケデリック体験とは異なりますが、「世界は美しい」と感じる点や、「この見え方を周りにも伝えたい、体験してほしい」と感じる点は似てると思いました。そして、ソレに耐えられない人々が精神的に崩壊してしまったり自傷したりする点もそうです。

つまり、バードボックスは、凶悪なサイコアクティブ物質が蔓延して、ソレにハマって周りにも勧めずにはいられない人々と、その強烈な体験に耐性を持たず死んでしまう人々がソーバーコミュニティを探し当てるまでのお話なのかもしれません……。←妄想乙。

『バードボックス』の評価

  • 怖い度 ★★★☆☆
  • 親子愛度 ★★★☆☆☆
  • キャストの多様性 ★★★★★

選択肢でストーリーが変わる!ゲームみたいな映画ネトフリの『ブラックミラー:バンダースナッチ』が面白い!

ネトフリで話題の『ブラックミラー:バンダースナッチ』観てみました!

『バンダースナッチ』は、途中で画面の下に選択肢が出てきて、選ぶことで話の進み方が変わっていくという作品。いかにもネトフリらしいというか、むしろ映画館ではできないネトフリならではの映画です。

ただ、発想自体は、ゲームブックみたいなものですね。昔好きだったので、懐かしさを覚えました。

ブラックミラー:バンダースナッチのあらすじ

舞台は80年代。主人公は、ゲームプログラマーのステファン・バトラー。幼い頃に母を失い、父と共に暮らしながら自宅で作ったゲームをゲーム会社に売り込もうとする。ヒット作を生み出す人気ゲームメーカー、コリンのいるタッカーソフトにデモを見せたところ、気に入ってもらえるが……

ブラックミラー:バンダースナッチの感想

途中で何度もやり直しさせられましたが、ようやく結末へ。しかもその結末も複数パターン(5種類)あるようです!

先にFちゃんが観て次にわたしが観たのですが、二人の結末は異なりました。

肝心の感想はというと、前半はすごく面白かったんです。80年代の音楽が印象的に使われるところや精神を病んだ青年が主人公な点など、『ドニー・ダーコ』を思わせる感じ。また、『マトリックス』を思わせるトリップシーンもすごくリアルでそこら辺まではワクワクしながら観てたんですよね。

でも、後半段々だるくなってきました。

ネトフリを観ている視聴者に絡んでくるような自己パロディネタもあったりして、面白いは面白いのですが、もっとグイグイ引っ張る骨太のストーリーラインが欲しかった。

なので、映画としてはまぁまぁです。でも、こーゆー作りの恋愛モノとか出てきたら面白いだろうな〜ってか、ハマりすぎて怖いかも。

ネトフリ、次は何をやってくれるのか、楽しみです!

ゲームブックの出版社から訴えられたネトフリ

You Are a Millionaire (Choose Your Own Adventure #98)

さて、この映画の中では、バンダースナッチという架空のゲームブックが大きなキーとなりますが、アメリカでこのゲームブックシリーズ『Choose Your Own Adventure』を出版していたChooseco, LLCが、ネトフリを相手取って約25ミリオンドルの支払いを求める訴訟を起こしました。ひぇー。

ゲームブック業界は、ビデオゲームの興隆と共にどんどん下火になりましたが、ゲームブック出版社は、エンタメ企業に対してゲームブックに基づいて選択肢を選んで進むインタラクティブなエンタメのライセンス契約をする、というビジネスモデルにやって生き延びていました。

で、アメリカでは20世紀フォックスはこの商標を使う権利を持っているそうで、ネトフリは2016年にライセンスを取ろうとしたが、結局ライセンスを持っておらず、Chooseco, LLCの権利を侵害している……というのが言い分です。映画の中でも言及がある有名なこのゲームブックシリーズへの感傷を利用して利益を上げているというのです。

ネトフリも大変ですね!

ブラックミラー:バンダースナッチ評価

  • 新しい度 ★★★★☆
  • 怖い度 ★★☆☆☆
  • クセになる度 ★★★★☆