#あたシモ

虹の向こう側

怖かったけど観てよかった!エレン・ペイジが世界のゲイカルチャーを体験するドキュメンタリー「ゲイケーション」の第一弾は日本

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カムアウトした女優エレン・ペイジが、8年来の親友イアン・ダニエルと一緒に世界中をまわり、ゲイシーンを探検するというVICEのシリーズ「ゲイケーション*1」が始まりました。なんと、第一弾は日本です!皆さん、もうご覧になりましたか?まだの人はここで全部観られます!↓

わたしは「アメリカ人が見たジャパン!」的なのが実はちょっと苦手だし(それこそテレビにおける「オカマ」的なお笑いキャラに「日本」がなってる気がして……)、ましてや「日本のゲイってまだまだ抑圧されているんでしょう……いつかアメリカみたくなれるといいね」的のは耐え難いので、エレン・ペイジが紋付袴を身に着けているトレーラーを観た時点で「うげ」とか思って食わず嫌いして6日間くらい観るの拒否ってたんですが、あまりに皆からオススメされるので、観たらなかなかフェアな作りで面白かった。ほっ。素直にさっさと観ておけばよかった。業界内有名人や懐かしい顔もたくさん出ていてほっこりしました!

エレン・ペイジは、この撮影で3度目の来日。しかし以前はクローゼットだったため、ゲイエリアを探索するのは初めて。「新宿2丁目」で老舗のゲイバーやレズビアンバー、女装カフェなどを訪れ、続いて、秋葉原まんだらけやおい漫画を鑑賞。池袋の乙女ロードで「腐女子」と共にカラオケへ行き、BLのCDを聴きながら、BLに魅力を感じる理由をインタビュー。続いて京都で同性婚を執り行う寺院の春光院を訪れ、さらにはクローゼットなゲイ男性にインタビュー。「レンタル友達」サービスを利用して母親にカムアウトしようとするゲイの若者のカムアウト現場に立ち会い、最後は渋谷区の「同性パートナーシップ」制度をポジティブにとらえる形で終わります。

カムアウトのシーンは、「いやいやいや。お母さん、いきなり呼び出されて、友達と外国人2人と、ビデオカメラあったら引くでしょう?」とか冷静につっこみながら観てたんだけど、お母さんの反応観たら、いきなり泣けてきてびっくりした。うーん。わたしのなかにもまだ癒されきれてない「傷」があるのかもなあ。アメリカまで来て、彼女もできて、同棲して、友達ゲイだらけで、かなり楽しい生活を送ってるつもりなんだけど、周りに隠してて辛かった時とか、「バレてるんじゃないか」って不安だった時とか、やっぱりあったし、それは自分のなかに今も影を落としているのかなーと。

日本が舞台なだけに、日本語がほとんどなので、英語が苦手でも大丈夫。ぜひ観てください。

エレン・ペイジは、カムアウトした後「ハリウッドでゲイのイメージつきすぎて、ストレートの役が取れなくなった」的な発言をしていましたが、こうして新しいプロジェクトもちゃんと入ってきているようで、よかった。彼女の面白がるだけじゃなく、知性的な視線は素敵でした。このシリーズ、面白いだけじゃなくて、社会的な意味がすごくあることだと思うので、応援してます。今後、ゲイケーションはブラジル、ジャマイカ、カナダ、そしてアメリカ国内などを回っていく予定だとか。楽しみ!

yuichikawa.hatenablog.com

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*1:ゲイ+バケーションを合わせた造語