スマート・インターフォンを買いました。
スマートインターフォンとは?
スマートインターフォン(スマートドアベル)とは、一言で言うと「ネット経由で、誰が家に来たかわかるインターフォン」です。
家のWi-FIにつなぎ、スピーカーとマイク内蔵を通じて「家にいなくても、あたかも在宅しているかのように対応」できたり、「ピンポンダッシュをした人の顔を自動で録画」したりできます。また、スマートロックなどと組み合わせることで、「遠隔から鍵を開けたりすることも可能」な機種もあります。
このように、様々なスマートインターフォンだが、機能が多すぎて混乱するし、意外と、買った後に「月々の費用がかかる」ものがあってびっくりするので、どのスマートインターフォンを買うか、しっかり選択したほうがよいです。
Nest Hello
Nest Hello Video Doorbell | Know Who’s Knocking | Nest
Googleが2014に買収したNestのインターフォンがNest Helloです。$5/月or$50/年を払うことで、24時間の録画ができます。(他の機種は、アラームが鳴ったとき、またはモーションディテクションされたときのみ録画される)
NestはGoogleHomeデバイスとつながるので、家にGoogleベースのスマートホームを構築してる人にはおすすめです。
っていうか、AmazonでNest買えないの地味に怖いですw Google Homeも買えませんお…。
Ring
Amazonが買収したのがRingです。またAmazonはBlinkという別のブランドも買収しています。AmazonEchoベースでスマートホームやってる人はRingを買ったほうがいいかもしれません。
Ringは、高機能で、電源コードに入れてつなぐこともできます。
Ringには4つの機種があります。下に行くほど上位機種です。
- Ring Video Doorbell
- Ring Video Doorbell 2
- Ring Video Doorbell Elite
- Ring Video Doorbell Pro
以下、それぞれの違いを簡単に説明します。
DoorbellとDoorbell2は電池を使った簡単な取り付けが可能です。(EliteとProは、電気工事が必要)5分で取り付け完了!みていな感じでドライバーも全部ついてくるんですが、10分くらいはかかりました。
Doorbellは、横180度の視界が得られますが、縦方向に限られており、Doorbell 2, Elite, Proは横は160度と少し狭まるのですが、縦方向に90度の視界が得られます。
解像度は、Doorbellが720pHDで、Doorbell 2, Elite, Proが1080p HDです。
Ringはおそらくデメリットは、月額サービス($10/月or$100/年)に入らないと、録画してもらえないことです。
2年前に「Wi-Fiパスワードがバレてしまう!」というセキュリティリスクがありましたが、すでにフィックスされています。
http://developer.cybozu.co.jp/akky/2016/01/smart-doorbell-leaked-your-wifi-password/
スマートインターフォンって言っても、昼間ベルが鳴ったときにリアルタイムで対応できることもほとんどないので、結局はあとで「アマゾン届いたかな?」とか言ってのがほとんどです。
Blink
BlinkもAmazonが買収しました。Blinkは安めで気軽に使えそうです。また室内に設置してセキュリティカメラとしても使えます。
SkyBell HD
GoogleでもAmazonでもない独立系のインターフォンとして人気なのはSkyBell HDです。indiegogoで人気になりました。
1080pのHD動画、モーションディテクションがついています。そして、SkyBellのよいところは、動画をクラウドに保存するのは無料というところです。マーケティングは、RingやNestに負けていますが、ガジェットオタクに高い人気を得ています。
選んだのは…これ
わたしは、Ringの下位機種Doorbellを導入してますが、今の所問題ありません。でも、今思っているのは……SkyBell HDにしとけばよかったかな……ということ。
スマートインターフォンを使ってみてよかったこと
スマートインターフォンを使ってみて、一番よかったのは、モーションディテクターと自動録画記録機能です。
うちにいないことが多く、しかも家に配達された荷物が盗まれたことがあるので、録画してくれるというのは非常に便利です。何かあったときに、警察に提出できますしね。
あと、怪しい人物が撮影された場合、近所で共有するサイトにアップロードして「こんな人が真夜中うちのドアの近くをうろうろしてたんだけど」「この人がうちのパッケージを盗んだんだけど、見たことない?」という形で情報を募ることができます。
逆にリアルタイムで遠隔からでもドアに対応できます…というのは、あまり役に立ってません。というのは、うちのインターネットが遅いせいかもしれませんが、RIngインターフォンからスマホに通知が来るのが遅いんですよね。
「ピンポーン」 「……(ピンポーン)はい?どちらさまでしょう」 「……(どちらさまでしょう)」
という感じで、数秒時差があり、しかも音声も結構途切れ途切れなので「コイツ、スマホから答えているな」というのが丸わかりになってしまう。つまり、家に不在であることがバレてしまうんですねー。
あと、わたしも彼女も普段忙しいので、日常的にリアルタイムでインターフォンに答えることはできてません。なので、リアルタイムなインターフォン機能は全然使えてません。
でも、これがあることで「なにかあっても大丈夫」という安心感は持てているので、その価値はあります!
あと「家に彼女はもう帰ったのかなー」とかそういうカジュアルな感じにも使えるので、そこは便利です。