#あたシモ

虹の向こう側

映画『ダイバージェント』の続編『ダイバージェントNEO』を観た感想

ダイバージェントBlu-ray

あらすじ(『ダイバージェント』&『ダイバージェントNEO』)

近未来のシカゴ。人々は、無欲を司る「アブネゲーション」、平和を司る「アミティ」、高潔を司る「キャンダー」、博学を司る「エリュアダイト」、勇敢を司る「ドーントレス」の5つの共同体(ファクション)のいずれかに振り分けられていた。毎年、16歳になった子どもたちは自分にとって最適なグループを診断するためのテストを受け、自分の適正を知ることになる。テストの結果を受けて、彼らは自分の家族が属するファクションに残るか、自分に最適なファクションに移籍するかを選ぶ。

主人公のベアトリス・プライアー(シャイリーン・ウッドリー)はアブネゲーションの家族で育ったが、テストの当日「測定不能」とされ、テストを担当した試験官(マギー・Q)に家に帰されてしまう。彼女は5つのファクション全てを併せ持つ「ダイバー ジェント(異端者)だったのだ。

ファクションを選ぶ儀式の当日、ベアトリスはドーントレスを選び、弟はエリュアダイ」を選ぶ。子どもたちがアブネゲーションに残らなかったことにショックを受ける両親。だが、実はベアトリスの母親も、ドーントレス出身で、そこを去りアブネゲーションを選んだのだった。

家族と離れ、ドーントレスの厳しい訓練を体験するなかで、ベアトリスは新しい友人をつくり、教官のフォー(テオ・ジェームズ)に惹かれ、新しい自分「トリス」として生まれ変わっていく。

しかし、ダイバージェントはファクションシステムを基に成り立つ社会に対する脅威だと考えられているため、自らがダイバージェントであることは隠さなければならない。実は、トリスだけではなく教官のフォーもダイバージェントだった。秘密を共有する二人はより強く惹かれ合っていく。

★ ★ ★

エリュアダイトのリーダーであるジニーン(ケイト・ウィンスレット)はドーントレスの兵士たちをコントロールする「セラム」を注射し、彼らの兵力を通じて、アブネゲーションを倒し政権の座につこうとしていた。ダイバージェントであるトリスとフォーは、セラムによるコントロールを受けないが、ダイバージェントであることが発覚しないように、ドーントレスの兵士たちの群れに混じって、アブネゲーションの居住地へと行く。

しかし、二人が自由に行動していることに気づかれ、フォーは連れさられてしまう。トリスも殺されそうになるが、トリスの母親(アシュレイ・ジャッド)が救いに訪れる。母親はその後殺されてしまうが、トリスは父親、弟、アブネゲーションのリーダーマーカスなどと再会。フォーを救い、ドーントレスの兵士を支配しているセラムの効果を消すために、ドーントレスの本拠地へと忍びこむ。

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戦いの挙句、フォーを救い出したトリスたちは、もはや属するところのない「ファクションレス」として、アミティーたちの住む壁の外へ続く列車に乗りこんだ。(ここまで前作)

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(ここからNEO) 平和と友好を愛し、農業で生計を立てているアミティーに合流し、反撃の時を探すフォーとトリスたち。実は、アブネゲーションのリーダーマーカスはフォーの父親で、かつてフォーを虐待していた。

アブネゲーションは5つのファクションのマークが刻まれた「箱」を持っており、エリュアダイトはその箱を追っていた。エリュアダイトのために働くドントレスのリーダーエリックが箱を探すため、アミティーに現れる。箱のなかに何があるのかは不明だが、箱を明けられるのは、5つのファクションを併せ持つダイバージェントだけだと信じられていた。

ドーントレスたちから逃げるため、フォーとトリスたちは、ファクションを持たない「ファクションレス」たちが集う地区へと逃げ込む。ファクションレスたちは当初フォーとトリスたちと敵対するが、フォーの本名を知ると、「お前を探していた」として、フォーの母親エヴェリン(ナオミ・ワッツ)のもとに導く。フォーとトリスは、ファクションレスたちに対し、キャンダーのもとに逃げ込んでいるドーントレスの兵士たちと力を合わせて、エリュアダイトと一緒に戦うよう呼びかける。

フォーとトリスたちは、ドーントレスの仲間を見つけるためにキャンダーの地区へと赴くがそこで、トリスはエリックに捕まってしまう。「箱」を開けるためにジニーンのもとに送られるトリス。「箱」を開けるためにこれまでも何人もダイバージェントの候補者が命を落としてきた。トリスは「箱」を開けられるのか?そして「箱」に入っていたものとは……。

感想

あらすじ、長ぇッ!すみません、二つの映画を合わせて書いたら、めちゃくちゃ長くなってしまいました。ここまで辿り着いた人いるのかな?

『ダイバージェント』は『ハンガー・ゲーム』と並び「強い女の子が世界を救うSFもの」として人気です。

ダイバージェントの世界観は、皆が「職業」を通じて社会に貢献するべきという現代の価値観を究極的にシンプルにしたもの。現代でも、こんな風にシンプルに適性に基づく就職決定ができたら、いいのに!って思う人もいいかもしれないね。

そして、肉体的に過酷で、極端だが強さがあるドーントレスがクールなもので、エリュアダイトが、物知りで賢いが信用できないエリート主義者として描かれているのも、なんとなくアメリカの一般大衆受けを考えるとこういう感じなんだなーって納得できる。

こういう世界観や、その背景にある考え方が浅いというか幼いというかアメリカというか、いまいち共感できないところがあるので、そこまでのめり込めない。

この映画は、強い女の子萌えというより、テオ・ジェームス萌えの映画だった。強い鬼教官の割にはぷっくり唇&甘いマスクで可愛すぎるし、高所恐怖症っていうところなんかも、完全に可愛い。

というか、逆にヒロインのシャイリーン・ウッドリーの「左右不対象」顔が可愛くなさすぎる。

わたし、一応「女好き」なんだけど、ここまで、男ばっかり見ちゃう映画も珍しいです。あ、女性キャラとしては、アシュレイ・ジャッドとか、ナオミ・ワッツとかの熟女組がよい味をだしてます。特にナオミ・ワッツ!言われなきゃナオミ・ワッツと気付かないなりきりっぷりと、悪女っぷりがすごい。

評価

でもね、ごめん、この二作目の「NEO」はつまらなかった。

三部作の途中ということを考えるとしかたないのかもしれないけど、かなりだらだら中だるみ感があった。一作目の『ダイバージェント』は浅いなりに、引き込まれるものがあったんだけど、二作目はそれが弱かった。でも、ラストシーンは「えええええええ、そうくるかーーーー?」ってなりました。ネタバレになるので詳細は伏せますが、そういう、「次作への期待を維持する」という点では役割は果たしているのかな。

シリーズ完結に向けて、期待。