ここ最近不安に思っていたことが現実になった。どうやら、花粉症になってしまったようだ。
これまで、アレルギーの人を見ても「大変だねー」くらいの、人ごとにしか思ってなかったけと、まさか、これが、自分にくらとはね。あうあう。
調べたら、花粉の季節は複数あり、春がtree(樹木)から初夏がgrass(草)で、秋がweed(雑草)なんだとか。ウィードとグラスって、両方草じゃないの?と思ったら…
一応、草は、ティモシー(イネ科の多年草)、ライ麦、ブルーナガハグサなど牧草として使われるもの。←役に立つ草 牧草ではなく、勝手に生えてくる雑草としては、ブタクサ、餅草(日本のヨモギみたいな)、イラクサ、などがウィードと呼ばれるんだって。
面白いのは、用途によって恣意的に決められているようであるグラスとウィードだけど、グラスの花粉は夏、ウィードは秋と相場か決まっているらしい。一応、植物学的にも、グラスはこれ系が多いとかパターンがあるのかもね。
そして、木は、杉はもちろん松、ポプラ、カバノキ、ヒッコリー、イトスギ……
こんなにアレルゲンとなりえる花粉って多かったんだ!杉の木だけじゃなかったのね。
花粉症とは、中学二三年くらいからのつきあい。ティッシュの箱を持ち歩き、マスクとメガネで重装備。鼻をかみすぎて鼻の周りがボロボロに肌荒れしたり、鼻の粘膜も弱ってくるので、朝起きると鼻血で枕が真っ赤……なんてこともよくあった。そのうち、シーズンのはじめに医者に行き、薬をもらうことで楽になることがわかったけど、それでも春先は辛かった。
人といても、仕事中も、「あっ、くしゃみくるくる」とゆーことばかり考えてしまい、目の前のことに集中できない。
この辛くてたまらなかった花粉症が、アメリカ来てからはピタッととまり。同じく小学生の時から苦しみ続けたアトピー性皮膚炎が治ったのと並び、人生変わった!ハレルヤー!って感じだった。
アメリカの生活が気に入ってる理由のうち、大きな要因がアレルギーがおきないこと、だった。それなのに、あいつがまたやってきたとゆーのか……汗。
前にもたまに鼻がぐずぐずする時があったが、花粉症になったと考えるのが嫌で、そんなはずはない、と無視していたのだが、もう無視できない。
しかも、日本では、春先だけで乗り越えればよかったものを、アメリカでは、春、夏、秋と全部苦しむ人が多いらしい!ひぇー!
調べてみたら、アレルギーの減感作療法もあるようだが、医者頻繁にいかなければならないとか、この医療費の高い国ではありえないオプション。舌下式で、初回のみ医者でやってもらい後は家でできる薬もあるようだが……家庭医→専門医→検査→と行くまでの検査費と医療費と薬価を考えると尻込みしてしまう。はぁー。アレルギーの人種ブリッジ治験とかないかなぁ。。。
とりあえず、アレルゲンたるものを少しずつ体内に取り入れて慣らしていくという意味では、「地元で採れた蜂蜜を食べるとよい」という民間療法はある程度的を射てるのかもね。
とりあえずは薬局で買える薬を中心に、いろいろ試してみたいと思います。……ぇくしょん!