CicLAViaっていう「自転車のホコ天」に参加してきた。
毎回違うルートで通行止めになり、街を自転車が埋め尽くすわけだが、今回のルートは、「サウスLA」。
ダウンタウンよりやや南に位置するこのエリアはあまり治安がよくないことで知られる。金持ちの行く私立大学南カリフォルニア大学(USC)があるので、そういう子が住むアパートはあったりするが……。
マーチン・ルーサー・キングストリートという道に沿って、クレンショーから、セントラルの近くまでだった。
今回は、私は今までと同じハイブリッド系のフィットネス自転車。Fちゃんは新しく買った折りたたみ自転車で参加。自転車というと、固定ギアのフィクサーとか流行ってたけど、最近は折りたたみ自転車が流行ってる気がする。
↑彼女の自転車こういうの。可愛いよね!
しかし、前日、ダウンタウンのクラブに久しぶりに友達カップル二組と一緒に行ったので、何気に二日酔い……。起きたらもうお昼だった!(汗)
CicLAViaの魅力は、車が交通止めされて、車道を無数の自転車が埋め尽くす!っていうところにあるわけで。これは3時まで……。てかそれ過ぎたらわざわざCicLAViaでやらなくても、まあ普通に自転車走ってくださいネということになる。しかし、CicLAViaって雰囲気も楽しいし、道端でフェスティバルあったりで、独特の魅力があるので、やっぱりいいんだよね。
ご飯食べたり着替えたり、車に自転車詰め込んだりで、なんだかんだで現場に到着したのが2:40(汗)しかし、それでもしっかり楽しめましたー!ルートの半分くらいしか走れなかったけどね。
毎回参加しているらしいオバちゃん。ドレスに日傘を持って、スケボーで走っていた。こーゆーの好き(≧∇≦)
20分ほど走り、ルートの一番西側にある「レイマートパーク」で休憩。
ここは、どんな場所かというと……。
ロサンゼルスでアフリカン・アメリカンの生活を知ろうと思うならレイマート・パークを訪れるのが近道である。場所はサウス・セントラルの 中央に位置しており、その為、ゴスペルを聞くには最適な場所と言えよう。
スローソン(Slauson)とCrenshaw(クレンショウ)通りの交差点から約1マイル北に広がる地域に、Walter H. Leimert(ウォルターH レイマート)が、1920年代に歩行者天国と緑のある公園を作った。それが今に至るLeimert Park(レイマート・パーク)の起源といえよう。ニューヨークのセントラルパークをデザインしたFredrick Law Olmsted (フレドリック・ロウ・オームステッド)によってデザインされたこのLeimert Park(レイマート・パーク)は、青空市場や幾つかのフェスティバルが開催され賑わいを見せている。 1950年代には、アフリカン・アメリカンの住居やビジネスの拠点となり、現在では日夜問わず芸術、音楽、ジャズ、ダンスなどが溢れている。 http://www.lataizen.com/index_main051015.htm
へえー。ウィキペディアによれば『黒人のグリニッジビレッジ』とか呼ばれたりする文化の発信地らしい。
恥ずかしながら、そういう場所だったとは知らなかった。LAの知らなかった歴史や文化を知れるのはCicLAViaの大きな魅力。
こんな事件もあったらしい。 http://kokosoul.exblog.jp/19278527/
マイク・ブラウンに言及する落書きも発見。
レイマートパークではないが、今回のルート上ではファーガソンについての張り紙も見つけた。
レイマートパークにはアフリカの民芸品やアクセサリーなどを売る屋台が結構出ている。
道端のデザインも、どこかアフリカン。
アフリカンドラム(ジェンベ)で盛り上がる人々。
ストリートフードもいろいろ。日本人のやっているフードトラックも!
フィッシュタコスとチップスを食べた。かなーりレイドバックなお兄さん。頼んでから15分くらい何も出てこなかった。ずーっと目の前にいるのに。そして改めて頼んでも、また忘れる……大丈夫かいな……。
↑タコスといっても、メキシカン系のとは違う感じです。味付けも、トルティーヤも違う!
CicLAViaの時間が終わった後からもどんどん店が登場して、ステージも出ていたので、夜はなにかフェスティバルがあったのかもしれない。私たちは、自転車で来ていたので暗くなるまでステイできなかったが、改めて来てみたい。JazzとかBlues系のイベントもあるようだ。
メキシカンの街を通った前回のCicLAViaとまた全然違って面白かった!CicLAviaは世界中で行われているそうなので、ぜひ近くで行われたら参加してみて!
来年も楽しみ。