#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

B級ホラーコメディ『リサ・フランケンシュタイン』ティム・バートン好きな学生の映画って感じ

リサ・フランケンシュタインポスター

『リサ・フランケンシュタイン』観てきました!

ロビン・ウィリアムズの娘であるゼルダ・ウィリアムズが初監督した『リサ・フランケンシュタイン』。哀れなるものたちもフランケンシュタインっぽかったので、二作続けてフランケンシュタイン系を観ることになりました

『リサ・フランケンシュタイン』あらすじ

1989年、リサ・スワローズ(キャスリン・ニュートン)は、数ヶ月前に母親が斧で惨殺された事件をいまだに引きずっていた。父親のデールはナルシストな女性ジャネットとすぐに再婚し、リサにはジャネットの連れ子であるタフィー(ライザ・ソベラノ)という義理の妹ができ、学校も転校する。チアリーダーで人気者のタフィーはリサを自分の友達に紹介し、リサはマイケルという男子に恋をするが、まだ孤独から立ち直ることができず、無口なままで地元の荒れ果てた墓地で過ごしていた。

ある日タフィーに連れられて行ったパーティで薬物を飲まされ性的暴行を受けそうになったリサは墓地に逃げ戻り、1837年に緑の稲妻に打たれて死んだビクトリア朝の若者の墓に向かって、彼と一緒にいたいと語りかける。リサが墓地を去った後、緑色の稲妻が墓を襲い、青年はゾンビ=クリーチャー(コール・スプラウス)としてよみがえる。

リサが一人で留守番をしていると、クリーチャーがスワローズ家に侵入してくる。はじめは恐怖でいっぱいだったリサだが、どこかかわいげのあるクリーチャーを寝室のクローゼットの中に隠すことに。クリーチャーは、身体のあちこちが腐って崩れ落ちており、匂いもひどいので、シャワーを浴びさせて、服も着替えさせることに。一言も発さないクリーチャーだが、うめき声とジェスチャーで意思疎通はできるのだった。義母となったジャネットがリサと敵対し、リサを精神病院送りにすると脅した後、クリーチャーが登場してジャネットを殺してしまう。ジャネットの耳を切り落とし、リサにそれを自分の頭に取り付けてくれるように頼むクリーチャー。クリーチャーは感電によって新しい体の一部が自分と一体化することを説明し、リサはタフィーの日焼けマシンを使って、クリーチャーの耳を復活させることに成功する。さらに、二人は、彼女のクラスメートでパーティで彼女を襲おうとした元加害者のダグをおびき寄せ、手を切断する。身体の部位がそろってくるごとに、クリーチャーは徐々に昔の外見を取り戻し、クリーチャーとリサの間に絆が生まれ始める。

警察はジャネットとダグの失踪を捜査し始める。リサは、自分に操作の手が伸びる前に、バージンを捨てたいと願い、片思いの相手であるマイケルの家に向かう。そこには、リサが彼を好きだったことを知っていたはずのタフィーがマイケルとベッドでキスをしていた。絶望してタフィーに詰め寄るリサの後ろから、クリーチャーが登場し、斧でマイケルの股間を切り落としてしまう。タフィにも襲い掛かるクリーチャーをリサに止められる。

リサは暴走が止まらないクリーチャーを殺しに行く前に、亡き母のロザリオをタフィに渡す。しかし、墓地で再開したクリーチャーはリサへの愛を告白する。警察の捜査の手が伸びるなか、リサはある決断をして日焼けマシンに横たわる……。

『リサ・フランケンシュタイン』感想

んー。ティム・バートン好きの作った学生映画っていう趣。

80年代を舞台にしたカラフルでキュートな舞台や衣装など、悪くなかったのですが、アーティスティック、というよりB級感につながってます。

『リサ・フランケンシュタイン』よかったところ

深く考えなければ楽しめます。80sのファッションとかヘアメイクがかわいくてよし!

妹(姉?)のタフィを演じるライザ・ソベラノはフィリピン系の女優で今回アメリカ映画に初めて出演した層ですが、黒木メイサに似ててかわいいです。これから活躍しそう。

『リサ・フランケンシュタイン』いまいちなところ

とにかく悪い意味で低予算映画感がある。

ホラー・コメディということなんだけど、人をガンガン殺すのでおいおいってなってしまいますね。そして、捜査に追い詰められて死を選んでしまうとか。映画といえどダークすぎます。初めから母の死のトラウマから癒えていないのはわかるのですが、死や自殺願望が軽く扱われすぎてるような……?ティム・バートン作品も「死後の世界をまるですぐ隣にあるように描き、死者を友達のように描く」傾向があると思っているのですが、やり方がちょっと違います。メタな視点になっちゃいますが、監督のゼルダ・ウィリアムズのことを考えるとこのような扱い方も、彼女なりにいろいろ考えたあげくの演出なのかな?とか考えちゃいましたが。冷静に見ると、割と鬱展開なストーリーなのに「笑える」作品としてパッケージされているのに違和感でした。

あとはキャラクターがよくわからない。リサって一応地味キャラ設定なのですが、メイクとかファッションが派手なので、単にワイルドな人になってて、地味キャラとして共感しづらい。あとは希死念慮を持っているキャラだと思うのですが、

あとはゾンビ……じゃなかったクリーチャーがどんどん人間ぽく、かっこよくなっていくんだけど。最後までずっと無口なのはよし。最後歌歌ってたけど、あれは声出るようになったということなのかな?話し始めたあとのクリーチャーの性格が気になった。

そして、リサはどうやって「よみがえった」の?

一応現世では悲劇エンドと見せかけて彼ら的には「ハッピーエンド」というオチにしたかったのは理解できるんだけど、ちょっと納得感が薄かった。

『シザーハンズ』見返して「お口直し」したくなる感じでした。

『リサ・フランケンシュタイン』の評価

ロッテントマトのトマトメーターでは51%、オーディエンススコアは81%となってます。