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#あたシモ

虹の向こう側

家に警察が来た話

朝、初恋の人が出てくる夢をみた。あまりに幸せだったので朝活そっちのけで二度寝をし、まんまと夢の続きを見ることに成功。よい夢見たなぁ〜うふふと思いながらも、「そういえば、昨日の件、警察に連絡しなければ。911(日本の110に相当する緊急番号)じゃないよね?通常番号調べよう」とスマホをいじっていたところ、ピンポーン。

 

policeman

 
パジャマ姿で覗き窓を見ると、制服の男性が「捜査官です」と。
 
ちなみに、捜査官はdetectiveね。探偵だけじゃなく、警察のこともこう言う。
 
「昨日、あなたの小包が盗まれた件、聞きましたか?」
 
「はい。ちょうど電話しようと思ってました」
 
「あなたの荷物はなんでしたか?」
 
「えーっと、液体です。豆乳です」
 
「(メモを見ながら)あーはいはい。豆乳ね」
 
「んでわたしたちその男を捕まえたんだけど……この男ね」
 
捜査官は男の顔写真と名前が印刷された紙を見せてきた。
 
そこそこ若そうな短髪の男だ。見上げるような恨みがましい目でこちらを見ている。名前や顔を見ても何の記憶もない。
 
「……見覚えありますか?」
 
「ないです。知らない人です」
 
「彼に、小包を持っていっていいよと言う許可などは与えてないですか?」
 
「ないです!」
 
「告訴を望みますか?」
 
「…はい」
 
捜査官はメモを取っている。複数の人に対する窃盗を同時に行った場合、罪状はどうなるんだっけ?
 
「この小包の価値はいくらですか?」
 
「えーっと、30ドルくらいですかね?」
 
捜査官は名刺を手渡すと、何か質問はありますか?と聞いてきた。
 
今思えば、わからないことだらけなのだが、わからなさすぎて何を聞けばよいのかわからない。
 
犯人はどうなるのか?
裁判はどうなるのか?
自分が出席する必要はあるのか?
犯人に自分の個人情報は渡っているのか?
犯人はどうやってこのコンドに入ったのか?今後コンドに立ち入り禁止措置をしてもらえるのか?…ってこれは警察に聞く質問じゃないか。
 
あ、忘れていた。
 
「えーっと、自分の荷物はいつ返してもらえますか?」
 
捜査官は、ケース番号を教えてくれて、警察署に取りに行くように指示してくれた。この手間だけでも大損害である。
 
早いところ取りに行かなくては…