#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

Wordle系より自由!! Semantleって英単語当てゲームが楽しいよ

最近わたしがハマってるSemantleSemantleってゲームを紹介します。

ゲームと言ってもゼルダとかとは違う、文字当てパズル系ゲームです。

一時期爆発的に流行って、今ではニューヨークタイムズに買収され、クロスワードパズル並みに人気のコンテンツとなった(と同時に個人開発したゲームがあっという間に買収されるというITアメリカンドリームを体現した)Wordleってゲームがありますよね。今ではどんどんWorldが複雑になったバージョンも出てきたし、今もWordleの結果を律儀に投稿してる人には特定のイメージすらつきつつあるパズルですが(前置き長い)、Semantle系統としてはそのWordleに似ています。ゼルダとかエペとかそれ系ではないです。

秘密の単語を当てるというのはWordleと同様なのですが、Semantleの場合、アルファベットの一致ではなく、意味の一致度をもとに探していきます。

自分の想像した単語を言ってみると、Word2vecモデルをもとに、答えと、自分の想像さた単語間の「関連性の高さ」が数値として出てきます。

100が一番答えに近く、下手するとマイナスになるのですが、その数字をヒントにして、「答え」を探るというものです。

例えば、答えが「ocean」の場合、はじめは全然わからないので、food, lightとか色々入れていって、数値を見ます。foodとかlightだと数値が高くないのですが、waterで高くなるので、え、水?何か水に関係ある?ということがわかるため、drink, cup, rain, riverなど、どんどん入れていって、seaでめちゃくちゃ高くなった時、じゃぁそれに似た単語、ってことでocean?とあてる感じです。

例えば以下は実際のSemantleプレイ途中の画面です。これらのヒントを見てあなたは次に何の単語を想像しますか?よければコメント欄に書いてみてください。

Semantleは時間をかければ答えには辿り着くことは多分できます。しかし、なるべく最小の質問数でスコアを上げるのが面白く、例えば6個までの質問、など区切った上で、何%まで近づけたか?などを競ってる人たちもいます。

わたしは英語が母語ではないのでWordleやクロスワードパズルScrabbleなど語彙や正確な綴りの知識にシビアなゲームって、あんまり楽しくないんですよね。だってアメリカ人とプレイしても必ず負けるじゃないですか?

その点、Semantleは綴りよく知らなくても、「意味」やコンセプトに注目して答えに近づいていけるのと、 特に序盤は水平思考のような視野の広さが要求されるところが楽しいです。

あと、うっかり綴りミスしたことがきっかけで答えにグッと近づいたり、それも楽しい。上のゲームでは、序盤に全然違うことを想定してたんですが、addictiveといれるつもりがうっかりadditiveと入れてしまい、しかもそれが高いスコアだったので、えるえ?ってことで違う角度からの発想に気づけた、みたいなことがありました。

ぜひ一度プレイしてみてください。

Semantle https://semantle.com/

英単語、特に類義語の勉強にもなる気がするので、英語の勉強してる方にもおすすめ。

日本語圏でどこまで流行るか謎ですが、AIとの相性もよく、割とすぐ日本語化されそうです。ChatGPTにルールを教え見たところ、すぐ要領を掴んでくれて一緒に遊ぶこともできました。※けど、同じ単語に対して微妙に違う数値をを返してきたり、ChatGPTが人間らしいボケをかましてくれて、正確性が怪しいのが可愛かった。指摘したら謝られたけど、こーゆーのの正確性って遊んでいくうちに改善されるんですかね?