本日行われたグラミー賞はクィアな女性たちがこれでもか!というくらい活躍するイベントでした。以下ストレートの女性アーティストも含め、実際のセクシュアリティというよりも、あくまで醸し出すクィアみに注目してお届けします!
ブランディ・カーライル
2019年女性アーティストとして最多のノミネートを得ていたブランディは、ベストアメリカーナアルバム、ベストアメリカンルーツソング、そして、ベストアメリカンルーツパフォーマンスの3カテゴリで受賞をしました。
この『The Joke』ジャンルの好き嫌いを超えて、どうしようもなく胸を打たれる美しい曲です。彼女のやさしくも強い歌声とオーガニックな楽曲は泣けてきます。ぜひ歌詞の意味を噛み締めながら聴いてみてほしい。まじエモい。こういう例えって不適切かもしれませんが、ものすごく初期のコールドプレイを思い出しました……。
ブランディは2002年にレズビアンであるとカムアウトしています。
レディー・ガガ
『アリー/ スター誕生』で女優としても高い評価を受けているレディー・ガガは、ベスト・ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞しました。すごかったなー。
レディー・ガガはLGBTの権利擁護について以前から積極的に発言しているだけでなく、自身もバイセクシュアルであることをカムアウトしています。
また、なにげにガガは今年のレッドカーペットでジェニファー・ロペスと「あわやキス」な一面がありました。
【グラミー賞のクィアなモーメント】
— ゆにゃん(イチカワユウ)🌓 (@yu_ichikawa) February 11, 2019
レディーガガとジェニファーロペスがレッドカーペットでキス寸前💋 https://t.co/tuakMDjCqG
ジャネル・モネイ
『Dirty Computer』が最優秀アルバムにノミネートされたジャネル・モネイは、女優のテッサ・トンプソンとつきあっていることをオープンにしています。昔より落ち着いてムーディーな音楽が個人的には大好きで、ジャネルを超応援してたのですが、受賞できなかったので、残念です。むー。
セント・ヴィンセント
セント・ヴィンセントはMASSEDUCTIONで2カテゴリーにノミネートされ、ベストロックソング賞を受賞しました。また、新人賞を受賞したDua Lipaとともに、非常にレズレズしいマッシュアップパフォーマンスを披露しました!
↑まだ全体の動画上がってなくてこれしか見つけられなかったんですが、44秒あたりからヤバいので見てください!
セント・ヴィンセントはゲイやストレートといったカテゴリについては無関心ですが、ジェンダーとセクシュアリティの流動性を信じており、カーラ・デルヴィーニュやクリステン・スチュワートとつきあっていたと言われます。
番外編:エラ・メイ
『Boo'd Up』でベストR&Bソング賞を受賞したエラ・メイ。彼女の曲も大好きで毎日ヘビロテしています!エラ・メイは上であげた「アウト」なセレブリティーと異なり、特にカムアウトなどはしていません。勝手にわたしのゲイダーが反応したからあげているだけです(あと曲が好き)。
When Alicia Keys started singing Boo’d Up #Grammys pic.twitter.com/VaBUXMlGTR
— Nicole Perez (@nicole_perez1) February 11, 2019
アリシア・キーズのパフォーマンスを見て目が❤になっているエラたん。かわいい。
番外編:アリシア・キーズ
エラ・メイに「きゃー」とされていたのが、今年グラミー司会を務めたアリシア・キーズ。
Meanwhile, I can't even tie my shoes. #GRAMMYs @aliciakeys ❤️👏🤩 pic.twitter.com/Fwvjo2TJnI
— Cosmopolitan (@Cosmopolitan) February 11, 2019
いや、確かにかっこいいよね!アリシアはエラ・メイと同様、アウトしているわけではありませんが、長いことレズビアンだとかバイだとか噂されています。結婚しても、子供を産んでも、噂が消えないのはある意味可愛そうですが、彼女の持つ何かが女性に対しての性的アピールに見えてしまうんですよね……。
また、彼女は「化粧をしない」というライフスタイルをとっており、これは確かに旧来の女性ジェンダーのステロタイプから自由になった新たなセレブリティのあり方だと思います。グラミー賞の司会という大役をこなした今日も、ガガやカーディーBなど、ギラギラに着飾ったセレブに囲まれて、アリシアは確かにすっぴん風でした。