一応予備選はまだ残っているものの、世間は既にトランプが指定とることを前提に「誰が副大統領候補になるのか」という話で持ちきりである。
そう、ランニングメイト予想。
Running mateとは、一緒に走るジョギング仲間……のことではなく、一緒に出馬する候補者の時ことである。
そういえば英語では選挙のことはelectionだがraceとも言うし、raceを一緒に走る仲間だと言うことでrunning mateという表現になったのかもしれない。
日本の選挙も出馬とか、レースはレースでも競馬のイメージに加え、選挙戦とか、戦うとか、戦争に準えた表現が多い気がする。
表現はさておき、共和党の指名獲得がほぼ確実と言われているトランプは誰をランニングメイトに選ぶのだろうか?
年齢に関する懸念を払拭するために若手を起用するのでは?という話や独立派や穏健派には不人気なのでそっちから選ぶのではという話。また女性や有色人種を選ぶことで自分にはない要素を補うのはランニングメイト選びのよくある戦略であり、そう考えるとニッキー・ヘイリーは最適にも思えるが、いまだに撤退せずトランプ批判をしているヘイリーをトランプが選ぶとは考えづらい。
何より、トランプのMAGA仲間の「前回の大統領選挙は不正であり、本当はトランプが勝っていた」という真っ赤な嘘によって強く結ばれているので、その陰謀論を拒絶し、一月六日の議事堂襲撃事件を批判しているような人物はヘイリーでなくともトランプがランニングメイトに選ぶことは考えづらい。結局トランプは「バランスをとる」とかそーゆーまともな思考で選ばないのと思うのでどんなに予想しても無駄な気もする。
ただこれから英文ニュースではrunning mateって言葉が頻出してくると思うので要チェックです。